ゲームのキャラになりました２（BL）R

第1話

何もない空間

二人の男が仰向きになって倒れている。

気絶した状態から目が覚める

鹿島：・・うう・・

鹿島：あれ・・ここは？

鹿島：俺、どうしてこんな所に・・

鹿島：周りは真っ白で何もない・・

鹿島：あ・・人が倒れている・・

鹿島：ちょっと、あなた、大丈夫ですか！

河口をゆすり起こそうとする鹿島

河口：う・・うう

河口：ここは・・

鹿島：気が付きましたか・・よかった

河口：あなたは・・

鹿島：私も気絶していて、気づいたら、ここに居たんです。

河口：そうですか・・ここはどこなんでしょうか？

鹿島：私にもわかりません・・

佐竹：あなた達も、ここに飛ばされたんですか？

鹿島：あなた達も・・って言う事は・・

佐竹：ええ、私も目覚めたらここに居たんです。

鹿島：そうなんですか・・えっと・・

佐竹：あ、まだ名乗って無かったですね

佐竹：私は、佐竹（さたけ）っていいます。

鹿島：俺は鹿島（かしま）といいます。

河口：僕は河口（かわぐち）です。

鹿島：佐竹さん、ここってどこなんですかね？

佐竹：よくわかりません。

河口：さっき、飛ばされたとか言ってましたけど・・

河口：ここって、何か別の世界なんですか？

佐竹：良く分からないのですが

佐竹：どうやら、ゲームの中みたいですよ

河口：ゲ、ゲームですか？

佐竹：ええ、どうやら私達は、ゲームのキャラクターになってしまったらしいんです。

鹿島：え！、マジですか？

佐竹：ええ、どうやら

河口：えーー、異世界転生？

鹿島：「異世界転生」って、ラノベで良くあるやつですか？

河口：ええ、ゲームの世界っていうから・・

佐竹：異世界転生・・ですか？

佐竹：私はよく知らないんです。

鹿島：ほら、よくあるじゃないですか

鹿島：異世界転生したら、メタルスライムだったとか

鹿島：いつもやっていたゲームの世界だったとか

鹿島：そういうの

佐竹：そういうのがあるんですか？

川口：でも、佐竹さん、ここがゲームの世界だって、どうして分かったんですか？

鹿島：そうですよね？

佐竹：私が気づいた時に、何かが脳に直接語りかけてきたような感じで

佐竹：何となくゲームの世界だって感じたんです。

鹿島：そうですか・・

鹿島：でも、俺もゲームなんてやってなかったしな

佐竹：私もゲームって殆どやらないですから・・

河口：あの・・

河口：ぼ、僕・・ゲーマーなんですけど・・

鹿島：え！　そうなんですか？

鹿島：ゲームって、どんなゲームです？

河口：ロールプレイングゲームとか、シューティングとかですね。

鹿島：じゃ、今から、神様みたいな人が現れて、チート能力なんてくれちゃって

鹿島：ゲームの世界に飛ばされるんですかね？

鹿島：ちょっとワクワクしてきました。

河口：ええ、そうですね。

佐竹：・・どうも、そういうのでは無さそうです・・

河口：そうなんですか？

鹿島：じゃぁ、どういう・・

佐竹：私もよく分からないのですが

佐竹：私達はゲームの「キャラクター」で、私達とは別に「プレイヤー」という人がいて

佐竹：プレイヤーの操作通りに、身体が勝手に動くっぽいんです。

佐竹：プレイヤーが操作していない時は、今みたいに、自由に動けるらしいんですが・・

河口：えーーー！

河口：そんな

鹿島：身体を他の人に支配されるだなんて

佐竹：でも、現実にそうみたいなんです

河口：なんか、信じられませんね・・

佐竹：まだ、ゲームは始まってないみたいですから

佐竹：そのうち・・

鹿島：で、私達はどうすればいいんでしょうか？

佐竹：わかりません

河口：でも、どんなゲームなんでしょうね。

河口：ロールプレイングとかなら、僕、得意なんですが・・

佐竹：それも分かりません

鹿島：あ！

河口：どうしました、鹿島さん

鹿島：でも、ゲーム内で俺達が死んでしまったら、どうなるんでしょうか？

河口：そうですね、ロープレは、結構死んじゃいますよ。

河口：シューティングは負けたら死んじゃいますし・・

佐竹：それも分かりません

鹿島：・・やっぱり、刀で切られたり、撃たれたりしたら、痛いんでしょうか？

佐竹：そうですね・・

佐竹：さっき、自分の身体をつねってみたら痛かったので・・恐らく・・

鹿島：そうですか・・なんだか怖いですね

佐竹：ええ・・

河口：そうですね・・

佐竹：あ、始まったみたいですね

鹿島：え？

鹿島：あ、周りの風景が変わっていく

河口：ホントだ・・あ、僕の服も・・

場転

学校の校長室の廊下

河口：（心の声）

河口：あれ、なんで僕、扉の前に立ってるの？

河口：あ・・手が勝手に扉を・・

河口：（リアル声）

河口：失礼します。

河口：お呼びでしょうか校長

河口：（心の声）

河口：何、何、何？

河口：僕、そんな事言ってないのに、勝手に言葉が・・

鹿島：（心の声）

鹿島：あ、河口さん

鹿島：え・・声が出ない・・

鹿島：何これ・・あ・・体がかってに

鹿島：（リアル）

鹿島：あぁ、斎藤先生、待ってましたよ

鹿島：（心の声）

鹿島：え？　斎藤先生？

鹿島：河口さんじゃないの？

鹿島：あぁ、キャラクターの名前か・・

鹿島：って事は、これ学園もの？

河口：（リアル）

河口：校長先生、それで御用とは？

鹿島：斎藤先生、全く困った事をして下さいましたね。

河口：・・と言いますと？

鹿島：先生、あなた、授業中に生徒に注意をしましたね？

鹿島：その生徒の親御さんから、苦情の電話があったんですよ

鹿島：まったく、何をしてくれたんですか？

河口：え？

河口：はい、注意はしましたが、そんなに強い注意では・・

鹿島：その生徒が、誰だか知っているんですか？

鹿島：この学園に、多大なご寄付をして下さっている、伊集院さんのご子息ですよ。

鹿島：もう「息子のプライドが傷つけられた」と言って、カンカンなんですよ。

河口：そんな・・

鹿島：斎藤先生には、責任を取っていただく事にしました。

河口：責任って・・

河口：な・・くぅ

河口の顔を机に押さえつける鹿島

鹿島：大人しくしなさい

河口：校長、何をするんですか・・

河口：私を押さえつけて

河口：　

河口：パ、パンツを脱がさないでください

鹿島：お仕置きって言ったでしょ

鹿島：悪い子は・・

パシッ、パシッと河口の尻を手でたたく鹿島

河口：痛い・・やめて下さい校長

鹿島：お仕置きですよ

パシッ、パシッと河口の尻を手でたたく鹿島

河口：う・・う・・

お尻を叩くシーンは演者さんの加減で繰り返してください。

河口：もう・・やめ・・

鹿島：ははは、いかがですか斎藤先生、お仕置きの味は？

鹿島：斎藤先生のお尻は、もう真っ赤ですよ

河口：ううう

鹿島：そろそろ、いいですかね

鹿島：「さぁ、もう入って来ていいですよ」

河口：え？

佐竹：はーい

部屋に入ってくる佐竹

佐竹：校長先生、随分と待ちましたよ

河口：い、伊集院君

鹿島：伊集院君、焦っちゃいかんよ

鹿島：調教というのは、たっぷり時間をかけないとね

河口：ちょ・・調教？

佐竹：そうですよ、斎藤先生

佐竹：もう二度と、僕のプライドを傷つけないように、調教しないとね

パシン！　佐竹が河口の尻を強く叩く

河口：いっ・・

尻を叩くシーンは、演者さんの都合で繰り返してください

佐竹：先生が悪いんですよ

河口：伊集院君・・ああぁっ・・

佐竹：今から、先生のここに、僕のプライドを教えてあげます

佐竹：まずは、じっくり、ほぐさないとね

河口：やめなさぃ・・くぅ・・

河口：あぁぁぁぁぁ・・痛っ・・

佐竹：まだ固いですね

鹿島：伊集院君、これを使いなさい

鹿島が伊集院に潤滑材付きの媚薬を渡す

佐竹：お、校長先生、こんなものを用意してたんですか

鹿島：斎藤先生も、初めてでは、君のは少々辛いだろ

佐竹：ふふふ

佐竹：先生、よかったな

河口：な・・ひぃ・・冷た・・

佐竹：これで、痛くなくなるぜ

佐竹：その代わり、感じ過ぎちゃうかもしれないけどな

河口：そんな・・はぁくぅ・・（喘ぐ）

佐竹：ほぉら

佐竹：もう、こんなになってきた

鹿島：伊集院君、そろそろいいんじゃないかね

河口：伊集院君・・もう・・やめ・・

佐竹：斎藤先生、たっぷり味わうんだな、俺のプライドを

佐竹：そら

河口：うぁぁぁぁぁぁくぅぅぅ

河口：はぁぁぁぁぁ（喘ぐ）

佐竹：おや、もう感じちゃってるのか？

佐竹：でも、これから、もっと良くなるぜ

河口：あぁぁ・・あぁぁ・・あぁぁ（喘ぐ）

絡みの部分は演者さんの都合で続けてください

鹿島：斎藤先生、口がお留守ですな

鹿島：私のも、どうですかな？

河口：なっ！

河口：もぐぉぉうぉぉ

河口：んんん

鹿島：おっと、歯は立てないようにしてくださいよ

鹿島：斎藤先生には、こっちの使い方も上手くなってもらいませんとな

河口：んんん・・もぉぐ・・んんん

校長先生との絡みは演者さんの都合で続けて下さい。

佐竹：じゃぁ、そろそろ一回行っとくか

鹿島：では、私もそろそろ

河口：うぐぐぐ

佐竹：そら、有難く受け取れ

佐竹：くぅっ

鹿島：私のも、うっ

河口：んんんんんん

佐竹：斎藤先生、まだまだ、これからだぜ

河口：はぁ・・はぁ・・

鹿島：あ・・身体が光に・・

場転

ホールに戻る

佐竹：戻ったみたいですね

鹿島：そうですね・・

鹿島：何だったんでしょう今のは・・

鹿島：ＢＬってやつですか？

佐竹：そう・・みたいですね・・

河口：二人とも、酷いじゃないですか！

河口：あんなことして

河口：ホントに痛かったんですよ

佐竹：ごめんなさい・・でも、僕たちの意思じゃないんですよ

鹿島：そうなんです、身体が勝手に・・

河口：た、確かに、僕も体が勝手に動いてました。

鹿島：でも、酷かったですね

鹿島：もう終わりでしょうか？

佐竹：分かりません・・

河口：まだ感覚が残ってますよ

河口：さすがに、僕はもう・・

佐竹：あ、次が始まるみたいですよ・・

河口：えーーーー、もうやだぁ・・

鹿島：今度は何でしょうか・・

場転

教室

鹿島：（心の声）

鹿島：え？　今度は教室か・・

鹿島：夕日が眩しいなぁ

鹿島：放課後の教室か・・

佐竹：九条君、ここにいたの？

鹿島：（心の声）

鹿島：佐竹さん・・あ、声が出ない

鹿島：そっか、キャラの時は自分の声が出せないんだった

鹿島：俺は、今度は九条って役？　学生なのか・・

佐竹：探したんだよ

鹿島：（リアル）

鹿島：どうしたんだよ、史郎

鹿島：お前、今日、部活は？

佐竹：いいんだ・・

佐竹：九条君に聞きたい事があったから

鹿島：（リアル）

鹿島：何だい？　聞きたい事って

佐竹：く、九条君って、田宮くんの事・・その・・す、好きなの？

鹿島：どうして、そんな事聞くんだ？

鹿島：ヤキモチか？

佐竹：だって・・

佐竹：んんん（リップ音）

鹿島：んんん（リップ音）

シーンは、演者さんの都合で続けてください。

佐竹：ぷはぁ・・はぁ・・はぁ・・

鹿島：お前がヤキモチなんて百年はえーよ

佐竹：ごめんなさい・・でも

鹿島：そこがお前の可愛ところだけどな

鹿島：史郎、こっから先は分かるな

佐竹：うん・・

その場にしゃがむ佐竹

鹿島：ヤキモチ焼いた分、しっかり奉仕するんだぞ

佐竹：うん・・

佐竹：はむぅ・・ん・・ん・・ん・・（リップ音含む）

鹿島：よし、いい子だ、上手いぞ。

絡みは演者さんの都合でつづけて下さい

河口が教室に入ってくる

河口：あーい、九条帰ろうぜ！

佐竹：ん！

河口：なんだ、お楽しみ中だったのか

鹿島：おう、まぁな、

鹿島：田宮、お前も来いよ

佐竹：え？　そんな・・

鹿島：ほら、休むな

佐竹：ぐんんん！

河口：へえ、いいのか？

鹿島：あぁ、こいつの使えよ

佐竹：そんな、九条君以外は嫌だよ

鹿島：休むなって言ってるだろ

佐竹：ぐんんん！

河口：ほう、こいつ可愛いな

鹿島：だろ？

鹿島：こいつ、具合いいだぜ

河口：へぇ、そりゃ楽しみだ

佐竹：ぱぁぁ・・やだ・・やだ・・

河口：それじゃぁ、いただきまぁーすｗ

佐竹：はぁぁぁぁ・・んんん・・

佐竹：やだぁぁ、やぁぁぁぁ・・

鹿島：史郎、何度も言わせるなよ

鹿島：お口はこっちだろ？

佐竹：んんんっ

河口：お、いい具合だな

鹿島：だろ？

佐竹：んぐぅんんん

佐竹：はぁ・・うぅぅぅぅはぁぁぁくぅぅ

鹿島：ほら、史郎、休むな

佐竹：はうんんんん

鹿島：よし・・いい子だ

河口：こいつは・・癖になりそうだ・・

佐竹：んんんっ

絡みは演者さんの都合で続けてください

河口：じゃぁ、そろそろ

鹿島：俺もだ

河口：じゃぁ、一緒に行くか

鹿島：いいぜ、そらっ

河口：くぅ

佐竹：んんん！

鹿島：はぁはぁ

鹿島：じゃぁ、帰りに俺んちくるか

河口：おう、行く行く

鹿島：史郎も来るだろ？

佐竹：はぁ・・はぁ・・はい・・

場転

ホールに戻る

河口：また、戻ってきたみたいですね

鹿島：ええ・・佐竹さん大丈夫でしたか？

佐竹：・・ええ・・大丈夫です。

河口：それにしても、いつまで続くんでしょうか？

鹿島：そうですね・・

河口：また身体が光に・・

鹿島：えーーーー

佐竹：安心してください

佐竹：もう、今回は終わりみたいです・・

河口：そうなんですか？

佐竹：そうみたいですね

鹿島：よかった・・

鹿島：でも、どうして終わりって分かるんですか？

佐竹：光の色が、今までのとは違うので・・

河口：何にしても、もうこれで終わりになるなら。

鹿島：そうですね

佐竹：よかったですね

河口：ええ、よかったです。

佐竹：みなさん、お疲れ様でした。

河口：お疲れ様でした。

鹿島：お疲れ様でした

佐竹：では、さようなら・・

河口：さような・・

鹿島：皆さんお元気で

佐竹：さようなら・・

佐竹：ふぅ・・

佐竹：あぁ、今回も面白かった！

佐竹：さて、今度はどんな人を連れて来ようかなぁ