言葉の三段活用(女性ひとり読み版)

Danzig

第1話

今回シナリオ解説

今回は言葉の三段活用です。

一つの言葉をシチュエーション事に使い分けてください。



◆最初のお題は『バカ』の三段活用です


お題は一言ですが、前後に言葉を付け加えてくださってもいいです。

例えば、『何言ってんのよ、バカ!』とか『バカか!』とか


(コメントアドリブ)


シチュエーションその1

大嫌いな人に向かって言うときの『バカ』



演者:「バカ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその2

ツンデレで、

好きな人に図星を言われたとき

立場が悪くなってしまい、思わず口に出す『バカ』



演者:「バカ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその3

恋人とキスをしようとした時

相手が『僕の事なんて好きじゃないくせに』と切なげに言った。

相手の事がより愛しくなり、相手の唇を奪うその瞬間の『バカ』



恋人:「僕の事なんて好きじゃないくせに」


演者:「バカ」


(コメントアドリブ)



◆次のお題は『大嫌い』の三段活用です


(コメントアドリブ)


シチュエーションその1

大嫌いな人に向かって言う本気の『大嫌い』



演者:「大嫌い」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその2

ツンデレで、

大好きな人に向かって言う『大嫌い』



演者:「大嫌い」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその3

恋人と抱き合った後、恋人が『僕の事、愛してる?』と聞いてきた

相手の事が可愛いと思いながら、天邪鬼になっていう『大嫌い』



恋人:「僕の事、愛してる?」


演者:「大嫌い」


(コメントアドリブ)



◆次のお題は『なによ、嘘つき』の三段活用です


(コメントアドリブ)


シチュエーションその1

嫌いな同級生が嘘をついた時にいう『なによ嘘つき』



演者:「なによ嘘つき」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその2

ツンデレで、大好きな同級生と、一緒に掃除当番をする事になって喜んでいたが

相手が一緒にすると言っておきながら逃げ出した

逃げていく相手の後ろ姿に向かっていう『なによ、嘘つき』



演者:「なによ嘘つき」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその3

あなたの記念日に恋人からは『仕事だから会えない』と言われていたが

実はプレゼントを用意して待っていてくれた。

そんな恋人に向かって言う『なによ、嘘つき』



演者:「なによ嘘つき」


(コメントアドリブ)



◆次のお題は『ちょっとやめてよ』の三段活用です


(コメントアドリブ)


シチュエーションその1

大嫌いな相手にいう『ちょっとやめてよ』



演者:「ちょっとやめてよ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその2

ツンデレで、

大好きな相手があなたにちょっかいを出してきた。

そんな時に相手に向かって言う『ちょっとやめてよ』



演者:「ちょっとやめてよ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその3

他人と乗り合わせたエレベータの中、恋人がふざけて、あなたの性感帯を触ってきた。

恥ずかしい声が漏れそうなのを、誰にも聞かれまいと必死に耐えながら、恋人に向かって

哀願するようにいう『ちょっとやめてよ』



演者:「ちょっとやめてよ」


(コメントアドリブ)



ここからは少しセリフが長くなっていきます。

◆次のお題は『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』の三段活用です


(コメントアドリブ)


シチュエーションその1

嫌いな後輩が

『先輩って、クリスマスイブの日って暇ですか?

暇ならシフト変わって下さい。』

と言ってきた時の『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』



後輩:「先輩って、クリスマスイブの日って暇ですか?

後輩:暇ならシフト変わって下さい。」


演者:「そんな訳ないじゃない、絶対イヤ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその2

ツンデレで、

男女ペアになって、肝試しに参加しなければならなくなったあなた。

相手を探さなきゃと思っていると、大好きなA君から

『お前、ペアの相手いないだろ?俺と組むか?』と言われた。

嬉しさ一杯ながらも、天邪鬼が出てしまった『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』



A君:「お前、ペアの相手いないだろ?俺と組むか?」


演者:「そんな訳ないじゃない、絶対イヤ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその3

何気ない会話から持ち上がった、奥手の彼と初めての小旅行

嬉しさと不安でドキドキしているあなた。

そんなあなたを見て、彼なりに気遣ったのか

『二人で行くのが不安なら、あいつら(友人)も誘おうか?』と言ってきた。

あなたは、この流れは不味いと思いながらも、焦っているとも思われたくない。

優しい彼の気遣いも嬉しく思う。

そんなあなたが奥手の彼に向かって言う

『そんな訳ないじゃない、絶対イヤ』



彼:「二人で行くのが不安なら、あいつらも誘おうか?」


演者:「そんな訳ないじゃない、絶対イヤ」


(コメントアドリブ)



ここからは少し難しくなっていくかもしれません。いろんな意味で・・・

◆次のお題は『知ってるクセに、あー、もうやだやだ』の三段活用です


(コメントアドリブ)


言葉はどこで切っても伸ばしてもいいです。

例えば、『あー』を伸ばしたり、『あ』で切ったり、『やだやだ』を「やだ~」「やだ~」の2回にするとかも自由です。


(コメントアドリブ)


シチュエーションその1

会社の飲み会で、自分の課の課長が、部長にゴマをすっている。

『え!部長って〇〇〇だったんですか!いやぁ~知らなかったなぁ、さすが部長!』

それを聞いた課のメンバーはドン引き

そんな時に、独り言のようにいう『知ってるクセに、あー、もうやだやだ』



課長:「え!部長って(アドリブ)だったんですか!いやぁ~知らなかったなぁ、さすが部長!」


演者:「知ってるクセに、あー、もうやだやだ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその2

ツンデレで、

A君が好きなあなた。

今度の週末にA君も含めてグループでキャンプへ行くことになった

ウキウキが止まらないあなたに、ちょっとSっ気な女友達が

『A君は買い出しに行くから、後で合流するってさ、

私もA君を手伝って一緒に行くから、あなたはB君と先に現地に行っててね。

あなた、B君の事まんざらじゃないんでしょ、二入にしてあげる♪』

と言ってきた

Sっぽい意地悪に対して、ちょっと甘えた感じでいう

『知ってるクセに、あー、もうやだやだ』



友達:「A君は買い出しに行くから、後で合流するってさ、

友達:私もA君を手伝って一緒に行くから、

友達:あなたはB君と先に現地に行っててね。

友達:あなた、B君の事まんざらじゃないんでしょ、

友達:二入にしてあげる♪」


演者:「知ってるクセに、あー、もうやだやだ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその3

あなたが台所に立っていると、彼氏が後ろから耳元に『お前の性感帯ってどこだっけ?』と言ってきた

そして、とぼけながら、あなたの一番感じる部分を触って来た

料理を続けようと、我慢しながら言う

『知ってるクセに、あー、もうやだやだ』


彼:「お前の性感帯ってどこだっけ?」


演者:「知ってるクセに、あー、もうやだやだ」


(コメントアドリブ)



次が最後のお題です。

◆次のお題は『そこ違う』『そう、そこよ』の三段活用です

このお題はセリフが2段階になります。

最初の段階で『そこ違う』


(コメントアドリブ)


シチュエーションその1

日頃から、ドン臭くて大嫌いな後輩

仕事場の模様替えを任されたあなたは、後輩に机の移動を指示します。

しかし、ドン臭い後輩は間違えてばかり

そんな時に大嫌いな後輩にいう『そこ違う』

ようやく指示通りにセッティングでき、後輩が『ここ?』と聞いてきた時の『そうそこよ』




演者:「そこ違う」


後輩:「ここ?」


演者:「そう、そこよ」


(コメントアドリブ)


シチュエーションその2

ツンデレで、

大好きな相手があなたにお礼をするという。

内心大喜びのあなた、大好きな店に連れて行って欲しいと思っていると

好きな相手はグルメマップを出して、『ここに行きたがってたっけ?』と、

あなたの3番目くらいに好きな店を指さした。

そんな時に思わず言ってしまう『そこ違う』

少しして、ようやく1番行きたい店を指さして「ここ?」と聞いてきた。

そんな時にいう『そうそこよ』



相手:「ここに行きたがってたっけ?」


演者:「そこ違う」


相手:「ここ?」


演者:「そう、そこよ」


(コメントアドリブ)


ラストです!

シチュエーションその3

とある場所で二人きり

年上のお姉さんが、純粋な男の子にいう

『そこ違う』と『そうそこよ』です。


シチュエーションは演者さんにお任せします。

リスナーの期待を一身に背負って、決めてください。


(コメントアドリブ)



演者:「そこ違う」


男の子:「ここ?」


演者:「そう、そこよ」


(コメントアドリブ)


お疲れさまでした

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言葉の三段活用(女性ひとり読み版) Danzig @Danzig999

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