夏の音
歩
夏の音
まといつく湿気へきえき梅雨の間も自然の音は極彩色に
小鳥の鳴き声さまざま、あれは何? 呼び声あれば経を
ウグイスやいまだ鳴くのはホウホケキョ 暑い朝にも恋人探し
歌声に顔を上げればホトトギス ウグイスのあと、負けじとばかり
カッコウの余韻糸引く川向こう 響けや遠く山裾までも
草むらに耳をすませば虫の声 秋には遠い、それでも騒がし
暑くとも生き物たちはそこかしこ しばし目を閉じ風に溶ければ
梅雨が明け熱気満ちればさていかが そうさそれこそ騒音レベル
夏を呼ぶ盛夏を
情緒など破壊するほど鳴き
▼
梅雨から夏へのウォーキング
直截的、直感的なもので
詩的とはいえないですが
夏の音 歩 @t-Arigatou
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