【短編】底辺雑談配信者で陰キャの俺が、恋愛相談に乗ってアドバイスをしたら何故か学校でモテモテになってしまった。

最終話 修学旅行

そうして迎えた修学旅行当日。

「ねぇねぇ。クッキー焼いてきたんだけど、よかったら一つどうぞ。」

「お、ありがと！」

「なんか、最近冷たくないか？」

「そんなことないでしょ。」

周りからは、イチャイチャする声が沢山聞こえる。

そう。

俺は恋愛相談配信を通じて、クラスの女子全員の恋愛事情を知ってしまったんで、そのすべてが成就するように修学旅行の実行委員の権限をフルに使って、座席表を組んだ。

今回の修学旅行で何組のカップルが生まれるのだろうか。

そしてこの俺の隣の席は、彼女である白石さん、いや美咲ちゃんの隣の席だ。

「蓮君、修学旅行いっぱい楽しもうね。」

「う、うん。」

隣の席ではあるけど……。

「大沼さんも、赤坂さんもよろしくね。」

「はい、よろしくお願いします。」

「よろしく～。」

バスの一番後ろの席で四人掛けなのである。

言い訳をするとすれば、このクラスの男女比的にはこうなることは必然なのである。

さらに、クラス全員の恋愛を応戦するためにはこれ以外の方法がなかったんだ。

「誰か助けてくれ～。」

~fin~

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配信者名：おかちゃん

登録者数：４０６７

視聴者数：５４３２

同接数：２０９０

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皆さん、最後まで『底辺雑談配信者の俺が、恋愛相談に乗ってアドバイスをしたら何故か学校でモテモテになってしまった。』を読んでいただきありがとうございます。

息抜きとして書き始めたこの作品でしたが、無事完結まで書くことが出来ました。

もしよろしければ、★★★やコメントを残してくれると嬉しいです！！

今後とも応援よろしくお願いします！！

みっちゃんでした(*'▽')