退屈できっと厄介な女神様

 勝手に転生させられた挙げ句拘束された後に声と視覚聴覚を奪われた主人公の『彼』だけど、世界を軽率に滅亡の道へ誘う女神様も実は可哀想なのではないかな。って思ったりしました。
 いつから生きているのか分からない、何度も滅亡させているのに何度も再生を繰り返していることを疲れたような表情で言うということはきっと『彼女』にも色んな事情が巻き付いてるんじゃないのかなと。いつから生きているのかも忘れてしまったり。

 退屈だから破壊するっていうのもまた『彼女』にかけられた、誰にも理解されない呪いなんじゃないかと思ったり。
 考えれば考えるほど今後の展開が楽しみです。

 ありがとうございます。