第9話 大団円
一気に巻き込まれていった人たちが、竜巻の中に吸い込まれていく。吸い込まれたと同時に、竜巻は一瞬にして消え去った。
「これこそ、異次元というものだ」
と主人公は感じたが、そう思っている感覚の下の根も乾かぬうちに、またしても、竜巻が出現した。
しかし、それは最初の出現のように、最初から大きかったものが迫ってきたわけではなく、まったく何もなかった何の変哲もない空間から、いきなり輪が出現し、それが次第に竜巻に変わっていったのだ。
竜巻はみるみるうちに大きくなり、その中から、何かを吐き出した。それが、直前に消えていった部隊だったのだ。
不思議なことに、その竜巻はまったく音が聞こえなかった。吸い込まれる竜巻はあれだけの轟音だったにも関わらずである。
「この二つの竜巻は同じようなものにみえるが、実は違うものなのかも知れない。出口と入り口でまったく違った種類のものであり、ただ見た目が見ているというだけで、まったく違った種類のものなのかも知れない」
と感じた。
一気に吐き出されたはずだった部隊が、嵐が消え去ると、その場所にまるで最初からいたかのような違和感のない状態で鎮座していたのだ。
皆、
「一体何が起こったのだ?」
と言った表情だった。
主人公の記憶が正しければ、その場面は過去から戻ってきた場面であるはずだ。だから、彼らは、拍子抜けしているが、すぐに戻ってこれたことに安心するか、それまでのことが夢だったのではないかということで、今まで起こったことを夢として解決させようとするかのどちらかであろう。
ほとんどの人が平常心のような顔をしていた。ということは、彼らは夢として片づけるという道を選んだのであろう。
しかし、中にはそれでは納得できない人がいた。
それが、隊長と呼ばれる連中であり、
「これは夢としては片づけられない」
と思っている人だったのだ。
確かに、すぐに同じ場所に戻ってこれたのだから、基地に報告する必要はないだろう。しかし、少なくとも主人公という一人は行方不明になっているのだ。これを一体どのように説明すればいいというのか。
「過去に行ってしまい、彼だけが戻ってこられなかった」
という本当のことを言っても誰が信じてくれるというものか。
皆そのことも分かっているので、他の人はまず他言することはないだろう。
しかし、隊長はそうはいかない。何と言えばいいのか難しいところだ。
死んだと言ってしまうと、何が原因ということになり、
「死体がないのはおかしい」
ということになる。
当然、遺族からも追及され、人が一人行方不明になったということで、大きな事件になることは分かり切っていることだった。
もちろん、映画をそこまで引き延ばして描いてはいなかったが。その映画においては、ラストシーンがどうだったのかというと、
「主人公は、四十七歳になった男として、その場面に現れる。つまりは、自分がタイムスリップできなかったという証拠として現れるのだ」
というものであった。
これがどういう意味を孕んでいるのか分からないが、
「歴史というものが、俺に何かをさせたいということなんだろうが、今の俺にはまだその理屈が分かっていない。きっと死ぬまでに分かる時が来るのだろうが、そんな時が来るのを楽しみに待つことにするよ」
と主人公は言った。
主人公は、
「きっと死ぬ間際になって、やっと自分の運命がどういうものだったのか悟るんだろうな?」
と思ったが、これは自分にだけ当て嵌まることではなく。皆死ぬ前にそれなりに知ることになるのだろうと感じた。
それが、
「死ぬ前に、今までのことが走馬灯のように意識の中で駆け巡るものだ」
ということなのだろう。
あの映画のテーマも確か、
「歴史は俺たちに何をさせようというのだろうか?」
というのがテーマだった。
軍隊としての彼らは歴史には詳しかった。
中国に遠征していた彼らが、ちょうど、十七年前というと、満州事変の少し前であった。
自分たちがいた場所は、遼東半島から入り込んだ満州の土地でも、一番賑やかだった奉天というところであった。
今では瀋陽という名前の土地になっているので、調べてみればすぐに分かるだろう。
この時代というと、中国では、中華民国が国家を形成していて、袁世凱亡きあと、内乱の時代に入った。
蒋介石率いる国民党軍、さらには、直隷軍、さらには、張作霖率いるところの北伐軍と、それぞれ三者三葉の戦いを示していたのだ。
当時の日本、いわゆる関東軍は、日露戦争で協力してくれた北伐軍と親密な関係になっていた。
いわゆる張作霖を援護するのが関東軍だったのだ。
巻頭具は、南満州鉄道の周囲に権益を持っていたので、北伐を支援するのも地理的にも妥当だと言えるだろう。
だが、そのうちに、張作霖が日本政府に対して牙をむくようになってきたのだ。
満州鉄道の平行線に、自分たちで線路を敷き、満鉄の客を奪ったり、さらには、日本人、朝鮮人に土地を貸したり売ったりすれば、死刑という法律を使って、日本人を迫害し始めていた。
さらに、日本人居留地に攻めてきたりして、日本の権益をけん制し始めたのだ。
さらに、密かに国民党軍と協和を考えたりしていたりしたので、関東軍はさすがに業を煮やし、
「張作霖爆殺」
を計画するようになった。
昭和三年のことなので、ちょうど十七年前と言っておいいくらいの時であった。
奉天郊外を満州鉄道で帰北してきた張作霖の列車を、爆破するに至ったのである。
この事件で、張作霖は数日後に死亡。日本軍は。国民党軍のせいだとしたが、関東軍参謀の策略によるものだった。
張作霖の息子の張学良は、日本軍による陰謀だということを知ると、国民党軍の蒋介石と手を結び、日本軍を敵対するようになる。
満州の治安は、相当悪化して、日本人虐殺事件や。軍人殺害などと言った事件が多発し、土地を売ってくれないことで、土地を追われる居留民が増えてきた。
このあたりの政治的問題と。日本国内の人口増加による食糧問題とが重なって、起こったのが、いわゆる、
「満州事変」
であった。
満州事変は、昭和六年九月十八日に起こった。
深夜、奉天郊外の柳条湖付近で、満州鉄道が爆破されるという事件があった。
ちなみに、その場所は三年前の張作霖爆殺事件のすぐそばだったのだ。
そこで関東軍は、
「張学良軍の仕業だ」
として軍事行動に移る。
そこから電光石火で、半年もしないうちに、あの広大な満州のほとんどを制圧するのに成功したのだ。
あれだけ広い土地である。南は遼東半島の路淳や大連、さらに奉天を超えて、主とである新京(今の長春)を超えて、北はハルビンまでを関東軍の支配下に置いた。
そして、天津からかつての清国の最後の皇帝「「溥儀」を担ぎ出すことで、満州国(のちに、溥儀が即位して、満州帝国)が建国されたのだ。
そんな時代にタイムスリップした主人公は、自分が何をしなければいけないのかを考えると、どうも満州事変の前にある、
「張作霖爆殺事件」
の阻止だったのではないかと思われた。
その映画の中で、最後のシーンで、四十七歳になった主人公が、戻ってきた兵士に遭い、最初はよく分かっていなかったタイムスリップをして戻ってきた兵士を再会することに手放しで喜んでいる姿が映し出された。
しかし、その喜びもつかの間、ソ連軍が満州を急襲する。
蜂の巣を突いたような騒ぎの中、次々に銃弾に倒れていく兵士たち。主人公が生き残れたかどうか、映画では確認することができなかったのだ。
そんな話だったが、隼人はそのことを思い出すようになったのは、最近、自分をつけている人がいることに気づいていたからだった。
その男のことを気にするようになると、最近、いちかが少し変わったように感じられたのだが、そのこともあってか、いちかに対して、少し気持ちが変わっていくのを感じたのだ。
いちかがどのように変わったのかというと、
「何か別人になったような気がするような感じで、人前にあまり出ることがなくなってきた」
という思いと、
「俺に対して、何か恨みのようなものを感じているように見える」
という思いを感じた。
勧善懲悪なところは変わらない。変わらないからこそ、彼女の変化に気づいたと言っても過言ではないだろう。
そういえば、占い師がいっていたっけ、
「あなたの彼女が変わったかのように思うかも知れないが、それはあなたにどこかに呼び出され、今まで知らなかった世界を見せられたことで、ショックを受け、それをあなたのせいだと思っているようだね」
というのだった。
「どういうことですか?」
「あなたのまわりに、ずっと以前からストーカーがいることを自覚されているでしょう?」
「ええ」
「それがいつから始まったのか、あなたには自覚はないかも知れませんが、本当は実際のところ、あなたが気付くずっと以前からのことなんですよ。あなたは、そのことを今は知らないのだろうが、そのうちに分かる時が来ます」
「どういうことですか?」
「あなたは、最近、映画を見られたでしょう? 昔の映画ですが、SF映画でタイムスリップものの……」
「ええ、見ましたけど、それが何か?」
「その見た映画の印象が必要以上に残っている感覚があることに、ご自分で気付いてはいませんか?」
と言われて、
「ええ、そうなんですよ。まるで自分があの映画の主人公になったような気がするんです。だけど、あの映画では何がいいたいのか分かる気がしているんですよ。きっと、主人公が考えているのは、自分が何をしなければいけないかということに対して、時空を超えて考えなければいけないということなのだと思いました」
と隼人がいうと、
「ええ、その通りです。あの映画は、歴史が自分に何をさせようとしているか? ということがテーマでしたからね」
という占い師に対して、
「ただ、それが今の自分とどういう関係になるのかということがよく分かっていないんですよ。ただ、ストーカーに対して、何やら不気味さを感じるのと、彼女がどこか変わってしまったような気がすることが繋がっているようで、恐ろしいんです」
と隼人がいうと、
「あなたは、いちかさんの友達の女の子を好きになってしまったのではありませんか?」
と占い師に聞かれて、
「ええ、その通りなんです。趣味が変わったのか、それとも、いちかという女性についていけないと感じたのかですね」
というと、
「あなたが好きになった女性は、もう一人のあなたが好きなタイプの女性なんですよ」
と占い師は言った。
「何を言っているんですか? もう一人の私というのは誰のことなんですか?」
と言ったが、それは、
「もう一人の私」
というと、直感で考えたのは、
「自分の中にもう一人誰かがいて、その人物との間で二重人格性を持っていて。そのもう一人が、つかさのことを最初から好きだったということなのだろうか?」
ということであった。
しかし、目の前の占い師を見ていると、どうもそういうことを言っているのではないような気がして、自分でもおかしな気がしてきた。
ただ、今漠然と考えているのは、
「今一番まともなのは、つかさなのではないだろうか?」
というもので、ただこの場合のまともというのは、
「別にまとも以外の人間が、気が狂っているというわけではないと思っている」
というものであった。
いちかも、自分も、何かを経験し、それがトラウマのようになって自分の中にあり、不安定なのかも知れない。その理由としてそのおかしなことというのは、どのようなものかを漠然としてしか分かっていないということだ。
目が覚めるにしたがって忘れていく夢のように、意識が遠のいていくかのように、忘却の彼方に消えていってしまっているかのようだった。
いちかの、様子が変わったのが、昨日からのことだった。急に老けてしまったかのように見えるのは、見た目は変わっていないのだが、一気に十年近く年を取ったかのように感じたのは、何か知らないところで、十年を過ごしたというよりも、一気に十年という歳月を行って帰ってきたかのような感覚だったからだ。
いちかがどう感じているのか分からないが、見ている隼人には分かった気がした。
それはこの間見た映画で、タイムスリップしてしまったところのその時間に、戻ってきた瞬間を見たかのような感覚だ。
それはまるで、
「ビフォーアフター」
というべき、
「使用前使用後」
とでもいえばいいのか、明らかに何かを悟ったかのようだった。
だが、本人には、その悟りがなになのかを分かっていないようだった。漠然と、
「夢を見ていたような気がする」
という風にしか思っていないのだ。
それを見た時、
「自分も夢を思い出せないと思っている時、いちかが感じているように、過去のどこかの時代に赴いて、何かをなして戻ってきたのではないか?」
と感じるようになった。
その時、目の前にいるべき女性が今まではいちかだったが、いちかがタイムスリップしたのではないかと思うと、いちかに近づいてはいけないという思いから、気持ちがつかさに流れているのではないかと感じた。
ただ、つかさのことを本当に好きなのは、自分ではなく、
「もう一人の自分」
なのではないかと思うと、もう一人の自分が、同じ身体の中にいるとは思えなかった。
いるかも知れないが、自分が感じている、
「もう一人の自分」
とは違い、その人物は、今の自分ではなく、自分を監視しているのではないかと思われる、
「ストーカー男ではないか?」
と思った。
手に取るようにその男のことが分かるような気がしていた。
「私はあなたのことが好きなんだけど。でお、それはあなたじゃないの」
と、隼人がつかさに告白したのを想像すると、そういう意味が分からないことを言われてしまう気がした。
それは、つかさの性格からして、
「絶対にウソは言わない。自分の気持ちをハッキリと口にする女性」
としてのつかさを見ているからではないだろうか。
いちかの方は、明らかに別人になっていて、今までのいちかと変わらないところを探せば、勧善懲悪な部分しかないということを感じるだけだった。
「つかさも、いちかも、どうして俺の前に現れたんだろう?」
というところまで考え始めると、もはや、夢の世界と現実世界が、混同してしまっているように思えてならなかった。
「俺たちはタイムスリップをしてしまったのだろうか?」
と思うと、いちかの様子が違っているのが分かる気がした。
どこかの世界、たぶん過去であろうが、そこに行き、何かの目的を課せられる形になったと思うが、おそらく、その目的を達成することなく戻ってきた。
そして、変わったと思ったのは、出発前と喉ってきた瞬間を、まわりは何事もなかったかのように見えるように、消えた瞬間に戻ってきたのだった。
本人は過去に行ったという意識は残っているが、
「これは夢なんだ」
として片づけようとした瞬間に、意識の中で本当に夢になってしまったのではないだろうか。
一体どこに行って、何をしようとしたのか、何となく分かっているような気がした。
隼人はそれを、
「俺もいちかと夢を共有しているようで、同じ夢を見ていたような気がした」
と感じた。
しかし、タイムスリップを認めたくないからと言って、
「夢の共有というものを、平然として認めようというのもおかしな話なのではないだろうか?」
とも考えられる。
だが、今までは、夢の共有ということまでは考えても、それはまさかタイムスリップに結び付いてくるなどということを、想像もしていなかったに違いない。
「つかさの存在というのは、自分にとってどういうことを意識しているのだろう?」
と考えてみると、戻ってきたいちかが見ているのは自分ではなく別の男性、
「いや、もう一人の俺なんだ」
と思うと、急に気になりだしたのが、つかさだった。
つかさは、何事にもモノ動じしないように見えるが、実は絶えず何かに怯えているのではないかと思われるのだ。そこが、
「守ってあげたい」
という思いにさせるのだが、逆に自分がつかさに守ってもらっているのだという風に感じるのも、不思議な感覚だった。
「タイムスリップには、誰々がいったのだろう?」
と考えていると、
「俺といちかとつかさの三人だったのかも知れない。そして行った先は、過去であることに違いない」
と思えた。
しかし、いちかも自分もつかさも、よく同じ世界に戻ってくれたものだ。
前述の考え方のように、過去に行って何かを一つでも変えてしまうと、この世界に戻ってくることはできないような気がする。それを戻ってこれたということは、
「過去はまったく変わっていない」
と考えるべきか。それとも、
「実際に過去は変わっていて、今開けている世界全体が、変わった世界の延長線上にあるものなのではないか?」
という考えが芽生えてきた。
つまりは、ほとんどの人間は意識をしていないが、その瞬間に世界が置き換わってしまったのだとすれば、記憶にある過去は書き換えられてしまったものだと言ってもいいのではないだろうか?
「過去というのは、そんなに簡単に書き換えられるものなのだろうか?」
とも思えたが、
「簡単に書き換えられるものであるから、気が付かない間に、タイムスリップというのは、頻繁に起こっているのではないだろうか?」
とも考えられるのであった。
そんなことを考えていると、
「もう一人の自分というのは、タイムスリップしてしまい、行くことはできたが、戻ってくることができなかったことで、過去に取り残された自分が、そのまま年を取って、今もどこかで生きているのではないかと思うと、どうも例のストーカーが、本当にもう一人の自分ではないか?」
と思えてならなかった。
そんな風に考えてくると、過去に何があったのかは別にして、自分の頭の中に、過去に取り残されたもう一人の自分がいるという記憶が形成されていくのであった。
しかし、そこでふと不思議に感じたことがあった。
「俺は、タイムスリップして戻ってこれないはずなのだとすれば、今俺がこの世界に滞在しているというのは理屈に合わないのではないか?」
と感じた。
確かにそうだ。
「俺は、過去に行ったまま、戻ってこれなかったのだから、本当の俺は過去に飛んでいなければいけないはずで、戻ってきたいちかを見るというのはどういうことなのだろう?」
と思ったのだ。
すると、急に世界が変わって見えるようになった。
その世界は、表と裏があるのだとすれば、裏の世界のように見えたのだ。
「ああこれが、俺といちかが変えた世界なのだろうか?」
と思うと、隼人は、自分がもう一人の自分、十数年という年を一気に飛び越えたかのように見えた。
だがこの世界は、
「十数年を飛び越えた世界だと思うから、世界が変わった気がしても驚かないんだ。俺にこの気持ちを抱かせるために、タイムスリップがおこり、自分だけが、元の世界に戻れなかったことを、何らかの意味ということで、実験台にされてしまったのかも知れない」
と思わされた気がした。
つかさがやってきて。
「やっと、あなたは自覚ができたみたいね。私はあなたが、本来の自分に戻るのを待っていたのよ。いちかはもうこれから自分の人生を、これまで通りに勧善懲悪で生きていく。あなたは私と一緒にこれからの世界を生きていくことになるのよ」
というではないか。
「君は一体俺にとっての何に当たるんだい?」
と聞かれて。
「実は私はあなたといちかの間に生まれた子供なのよ」
というではないか。
「私だって、未来から来たのよ。お父さんとお母さんがどのようにして私を生んだのかを知りたくてね。ちょうどそんな時に、タイムマシンが故障して、本来であれば壊してはいけない世界を壊してしまいそうになったの。でも、何とか内輪だけのことで収められてよかった。もしこれが他の人にも影響を及ぼせば、私もただではすまなかったでしょうね。でも、これだって、私に歴史が何かをさせたかったのだから、私が罰を受けるというのはおかしい。だから、身内だけでしか、このようなおかしな捻じれた歴史はできなかったのよ」
と、続けたのだった。
それを聞いて、年を取った隼人は愕然とし、しばらく何も話ができなくなってしまったのだった……。
( 完 )
三者三様のタイムスリップ 森本 晃次 @kakku
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