【後出し】半年後の状況

 本エッセイを公開してから半年の現在。随分と更生して読むのそう苦痛じゃなくなりましたけど…… あちこち拝読させていただくも、どうしても途中でやめちゃう作品がありまして。だいたい20話ぐらいで離脱するパターン。

 

 で……自分にとって何でそうなるのかを、半年の成長(たぶん)を踏まえた現状の考え方であらためてまとめてみました。

(2023/12 近況ノートより転載)



『自分が読み続けられる/られないポイント』


■言語/文章の相性

・国語の安定性……口語と文語の配分、てにをは、誤字誤用の放置(どひー

         地の文会話文の配分、文末表現(これ一番気になる


・引用の適切さ……アニメ、漫画の名台詞、純文学の名文や名言、時事と流行

         総じてマニア向け/偏向ネタ/共感を求める手材の特殊性



■情景描写の相性

・景色、キャラなどとにかく脳内映像を出すための描写量。

「俺は山田よしお。誰が見てもモブだ」……いや、髪の色は? 目付きは?

「あれは仁木坂学園の制服。ゴージャスだ」……だからどんな制服やねん

……といった具合に、ラノベ挿絵やアニメで知ってるでしょ、みたいなその筋の前提ありきで進められると、映像が閉じる。



■物量の相性

いつでも畳めるコンパクトさが〝漂っていない〟。

マップ広すぎ、キャラ出すぎ、伏線多すぎ。とにかく覚えなきゃならんことが多い。(つまりディープな人向け



……といった感じ。

とにかくとっつきやすい、読みやすいしか考えてない意見なので、それこそ偏重してるっちゃあそうですわ。結局、半年経っても似たようなブーメランです。おわり。



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読書嫌いな自分が自主企画をやって思ったこと 矢武三 @andenverden

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