疲れた大人の心情をお話に落とし込める技量が見事!
- ★★★ Excellent!!!
急げば間に合う。でも、点滅する信号を無理に渡れなくなった。
疲れた勤め人は、共感できる人も多いのではないでしょうか?
そんな、走り出すことに躊躇してしまう社会人の主人公。
そして、何事にも全力投球な女子高生。
彼女の言動は、走り出すことに何の躊躇もありません。
対局な彼女達の交流を読んでいて、とても温かい気持ちになりました。
青春は、年齢ではない。
そう思わせてくれる小説でした。