急げば間に合う。でも、点滅する信号を無理に渡れなくなった。疲れた勤め人は、共感できる人も多いのではないでしょうか?そんな、走り出すことに躊躇してしまう社会人の主人公。そして、何事にも全力投球な女子高生。彼女の言動は、走り出すことに何の躊躇もありません。対局な彼女達の交流を読んでいて、とても温かい気持ちになりました。青春は、年齢ではない。そう思わせてくれる小説でした。