File.147 治療③
後で修正する為に、下書きに戻す可能性があります。ご了承ください。
数日経って、少しずつ体の調子も良くなってきた…魁斗さんがこの病室に通ってくれて話す日程も詰めることが出来た。お兄ちゃんと話すのは学校とかの関係もあるから、もう少しあとになると聞いていたけど、後10日ほどしたら会いに来るそうだ。
魁斗さんいわく、学校からの課題が多くて時間を取りたいけど取ることが出来ない状況が続いているみたいだ。お兄ちゃん曰く、『話し合いたいけどやらなくちゃいけないことが多すぎて会いに行けない』だそうだ。
私に会いに来てくれるとは思ってもなかったし、もう話すことも出来ないと思ってた…お兄ちゃんが会いに来てくれるんだから、最低限話せるようにしておかなくちゃ
…
以前、お兄ちゃんと女性の人が一緒に居たのを追いかけてしまったのは本当に申し訳ないと思っている…あの事件のせいで『病気が悪化する可能性がある』とまで言われてしまったから、心の底から謝りたいと思っていたのだ…
「お兄ちゃんは今何をしているのかな…」
現在時刻は22時ちょうど…課題を頑張っているのかも知れないな…
「ふぅ…ようやく半分の課題を片付けられたな…」
秋休みに入ってしまうということもあってか、課題が多く出された…秋休みに入ってから課題なんてやればいいと思っている人もいるかも知れないが、課題は早くやっておくのに限るのだ…
もし、課題を秋休みが終わる直前に終わらせるとなると間違いなく時間がかかるだろう…だから、早くやってしまったほうが良いのだ。
「それにしても、話に行くと言ったのに全然話に行けないな…もっと課題に早く取り組むべきだったか…」
課題を出されたのは昨日だが、先生に言えば先に出してもらえた可能性を考えると少し後悔している…だってもっと早くにもらっていれば、話に行くことが出来たのだ…
「あいつといざ話すってなった時に、変にならないようにしないと…あっちの病院にも迷惑をかけてしまうからな…」
病院の方に迷惑は掛けたくない…妹のことを見ただけで、倒れるようではこれから先に待ち受ける困難に立ち向かうことなど到底出来ないだろう…
「ふぅ…落ち着いて話していけば大丈夫だ。彼女とあったら落ち着いて話していけばきっと問題ないはずだ…」
だが、以前にも上げた通り俺は彼女に近づこうとすると足が動かなくなってしまうのだ。この問題を解決しないといけないのに未だ解決の兆しも見えない…
「あの時、手は動かすことが出来たんだし、最悪は車椅子でも借りればいけるのか?」
車椅子に乗っていくことも考えたが、話す時に車椅子というのはいささかどうかと思う…まぁそこは諦めるしかないか。
俺が今やらなくちゃいけないことは、課題を早く終わらすこと…提出が近いものから順にやってはいるものの、妹のことをないがしろにしたくはない…話をしたいといったのは俺だし、彼女もそれに応えてくれた…
しっかりと今後のことについて話していけたら良いなと思う…それと、最近の学校生活とかも聞ければ一番いいと思う…
それと両親のことも辛いだろうけど言わないといけないな…俺がもし話せない状況だったら、そのことは魁兄に伝えてもらうとしよう…
一刻も早く話し合いをして、仲を直したいけど課題がたてこめてるんだ…そこに関しては本当に申し訳ない…
今日も見てくれてありがとうございます!!
皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!
小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!
小説のご紹介!!
現代に落とされた神は、「はいしん」をして再誕する!!
https://kakuyomu.jp/works/16817330661657734985/episodes/16817330661657757516
殺人鬼に恋した女子高生
https://kakuyomu.jp/works/16817330660613916378/episodes/16817330660665494728
君のことを信じなければ良かった…『嘘告』なんてするはず無いって…
https://kakuyomu.jp/works/16817330661985584762/episodes/16817330662204272620
新規小説は結構いい感じです!!ぜひ読んでくださいね!!
上記三作品はどれも多少は結果を残していますから、楽しんで読んでいただけると思います!!
一番下の作品が最新作ですのでぜひ読んでください!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます