File.138 魁兄⑤

「ふぅ…久しぶりに話したら、楽しくなってしまったな」


「俺も久しぶりに話せて嬉しかったです!!ちなみに、手術の影響は大丈夫ですか?歩きづらいとかあれば、言ってくださいね?言ってくれればいつでも助けますから!!」


「それは嬉しいね…手術の影響自体はほとんど問題ないのだが、歩く時に少し痛むことがあるくらいさ…手術のミスなんてないだろうし、大丈夫さ。まぁ病気を治すことが出来たんだからしょうがないさ」


「そうですか…」


「そんなに心配しなくても大丈夫さ。それよりも魁戸…最近はどうだ?体調を崩したりしていないか?」


「体調は崩してないよ…ただ、少し熱を出したことがあるくらいで特に問題はなかったかな〜」


「まぁ自分の仕事に影響が出ないなら大丈夫だが、体調を崩してはいけないからな?体調を崩してしまうと仕事にもマイナスな影響があるから、絶対に風邪を引いたりしてはいけないぞ?」


「そんなこと言われなくても大丈夫だよ〜父さんや母さんが俺が子供の時から言っているじゃないか…『風邪を引いて休んじゃいかんよ〜』って…でもさ、今考えるとなかなかに酷いこと言ってない?」


「たしかにそんな感じがしなくもないな…まぁ魁戸は結局風邪を引かなかったから大丈夫だな!!」


「まぁいっか。それよりも今日も泊まっていくつもりなんだけど大丈夫かな?一応明日の朝に、ここを出るつもりで居るんだけど…」


「全然構わないぞ!!ここはお前の家でもあるからな!!翔太君も今日で休みが終わってしまうんだろう?それならここで最後の休みを満喫しな」


「…お言葉に甘えさせていただきます」


「そんなにかたくなくてもいいんだぞ〜それと、魁戸のことを今後とも宜しくな?」


「もちろん魁兄とは仲良くさせていただきますけど…どうかされたんですか?わざわざ言いに来るなんて…」


「すぐにと言うわけじゃないが…親としては、孫の顔を見たいわけで…魁戸が結婚してくれないかな〜ってずっと思ってるんだよ…でも、あいつは全然女の子と付き合わないんだよな…」


「弁護士という職業の性質上、しょうがないと思いますけどね…まぁお嫁さんは5日見つかりますよ!!それと、連絡先を交換しませんか?ずっと前から連絡を取り合いたいと思ってたんですよ…」


「もちろんさ!!これで大丈夫かな?」


「…ありがとうございます!!これで一応連絡を取れるようになりましたね!!」


「こちらとしても連絡を取れるようになったのは助かった!!もし魁戸になにかあったらすぐにでもこの連絡先に電話をしてくれ。」


「分かりました。電話が繋がらなかったらメッセージにしておきますね。」


「そうしてくれると助かるよ…いや〜なんだか君と話していると楽しくて良いな!!」


「そうですか?俺と話すのってそんな楽しくないと思うんですけど…」


「君は色々な人のことを許さないかも知れない…彼らを許すことなんて出来ないだろうけど、君が捕まるなんてことになっては欲しくないんだよ…」


「そんな心配をしないでくださいよ…確かにあの事件に関わっている人達全員に復讐しましたよ…ただ、犯罪にならないようにはしているので安心してください!!」








今日も見てくれてありがとうございます!!


皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!


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小説のご紹介!!

現代に落とされた神は、「はいしん」をして再誕する!!

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上記三作品はどれも多少は結果を残していますから、楽しんで読んでいただけると思います!!


一番下の作品が最新作ですのでぜひ読んでください!!







皆様にご連絡!!

現在更新している作品は三作品ですが、何かしらの原因で更新できない日が続く可能性があります。その際は、『こいつなにか問題でも起こしたのか?』って感じで見守っててください。



深夜テンションで書いていたのでおかしいところがあったら、コメントにて教えていただけると幸いです…

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