File.120 謝罪?⑤
「校長と教頭である、あなた方が生徒間のイジメに関する問題やそれ以外の問題にも紳士に対応していかなくてはいけないことを十分に理解されていますか?貴方達がきちんとした対応をすることで救われる子がいるんですよ?」
「それはそうだが…生徒間の問題を我々がわざわざ間に入る必要はないんじゃないか?当人達と親同士で話し合えば良いことであって、我々教師陣には関係ないことではないか?」
「今何を言っているのか分かってるんですよね?校長先生…貴方は生徒間の問題を教師たちは介入しないほうが良いと言ったんですよ?生徒間の問題を当人同士で解決するのは中学生に上がってからでも問題はないはずです。まずは、教師が間に入り事情を聞いて生徒と教師、親を含めた状態で話し合いを行うのが筋じゃないんですか?」
「っく…」
「校長先生…俺はこのことについて特段訴えたりすることは有りませんが、今のうちに改善しておいたほうが良いかも知れませんよ?もしかすると、俺以外の人に訴えられてしまうかも知れませんからね?」
「どういうことだ!!まさかこの俺をはめようとしているのか!!」
「はめるなんて、何処にそんな要素があるんだよ?だいたいお前をはめるとしてこんな手段ではめるわけ無いだろ…」
「じゃあ何でお前は私の邪魔ばかりをするんだ!!」
「人として、間違っている人を見つけたら正しい方向に導いてあげるってのが普通だと思うんですよね〜貴方のような人が従うかは分からないですけど…」
「…」
「それとしっかりとした謝罪をしてもらってませんでしたね…俺にしたこと謝罪してもらえますよね?」
「…」
「覚えてないとは言わせませんよ?先程確認したじゃないですか〜俺に対してやってきたことをさ〜」
「…」
「だんまりかよ…いい加減にしてくれないとこっちも、痛い目を見て貰う必要が出てきちゃうな〜」
「…イジメの隠蔽を行ってきてすみませんでした。」
「声が小さいよ!!もっと大きな声で学校中に響くように!!大きい声で俺に向かって謝罪をしよう!!」
「そんな大きな声を上げてしまっては、生徒に気づかれます!!それをするのは難しいです!!」
「関係ない!!お前が謝罪する所を俺は見たいんだ!!さぁ!!さっさと地面に頭を付けて謝罪をしてくださいよ!!」
教頭と校長はその場に立ち尽くした…そんなにプライドが大切なのか?ならそのプライドをへし折ってやろうか?
「なぁ校長先生…あんたはこの映像を出された後も学校関係の職につけると思うか?」
「何でこの画像を!!」
「昔からあんたには興味があったんでね…少し前から調べていたんだ。いや〜可哀想な娘さんですよね?親が急に職を失ってニートになるんですからw」
「なんで娘のことを知っているんだ!!吐け!!」
「以前大声で紹介してくれたじゃないですか〜『この宝玉が私の娘だ〜』って馬鹿みたいなことを言っててびっくりしましたよ…」
校長先生はついに頭までもどうかしてしまったのか?確かに少し前の話だったが…そんなことですら忘れているということは、意外と娘に関心がなかったりしてな?
そこら辺はこれからの反応を見て楽しむとしよう…
今日も見てくれてありがとうございます!!
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新規小説は結構いい感じです!!ぜひ読んでくださいね!!
上記三作品はどれも多少は結果を残していますから、楽しんで読んでいただけると思います!!
一番下の作品が最新作ですのでぜひ読んでください!!
昼に投稿できなくてすみませんでした!!
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