File.105 謝罪③
「酒瓶振り下ろすとかまじでやばいだろ…気でも狂ったんじゃないか?」
「何避けてんだよ!!もう一回チャンスをやるからこっちにこい!!」
「はぁ…この学校の校長が此処まで馬鹿だとは思わなかった。これじゃあ学年主任を連れてこれないじゃん」
「学年主任を巻き込む必要が何処にある!!」
「じゃあ逆に聞くけど、どうしてそこまで学年主任のことをかばうんだ?何か理由があるんだろ?教えてくれよ」
「ふん!!儂が教える義理はない!!」
「あっそ…まぁいいや。さて…それじゃあ、そこの逃げようとしている教頭先生?貴方に質問です」
「逃げようとしてるわけ無いじゃないか!!」
「あんたらさ…仮にも此処は学校だぜ?酒を飲んでもいいと思っているのか?」
「当たり前だろう!!この学校では我々教師陣の中でもトップである我々がルールなんだよ!!お前みたいな一介の生徒が、我々に歯向かうな!!」
「なぁ教頭先生〜こいつが分かるか?」
「なんだ?それは」
「あんたは見覚えがないのか〜担任の先生は見覚えがあったんだけどな〜」
「まさか!!」
「おっ思い出してくれたか?こいつは録音機だよ!!すぐにでもネットに上げることができるように、事前調整してあるやつだ…高かったんだぞ?」
「くっ…それをこちらに渡せ!!」
「証拠になるようなものを、わざわざ渡すようなバカが居るか?もし渡してくれると思ってるなら正真正銘の馬鹿だな」
「くっそ!!」
「後さ〜俺まだ怒ってるんだぜ?校長と教頭は後回しにして〜まずは担任であるあんたから謝罪を聞こうか!!」
「嫌よ…絶対に謝罪なんてしない!!」
「おいおい!!大の大人が駄々をこねるつもりか?社会人だろ〜俺とは違ってさ!!」
「そんなの関係ない!!謝罪なんてしないって言ってるじゃない!!」
「じゃあこうしよう…もし、この場で土下座して俺に謝罪したらお前は多少許してやるよ…今まであんたがやってたのは知ってるからな」
「…本当?」
「俺が嘘をつくと思うか?謝罪してくれればいいって俺は言ってるんだ…5秒以内に謝罪をして多少許してもらうか、謝罪をせずに自分のプライドを優先するか…答えてもらおうか!!」
「えっ…」
「5,4,3…」
「待って!!お願い!!」
「2,1…」
「分かりましたから!!謝罪します!!」
「そうですか…俺は自分のプライドを優先して謝罪をしない先生のほうが良かったんですけどね〜」
「…」
「まぁ良いです…それでは、謝罪をしてもらいましょうか」
「…この度は誠に申し訳有りませんでした」
「…なぁ俺のこと学生だからって舐めてんの?あんた真剣に謝罪しようなんて思ってないだろ?」
「そんなことはないです!!」
「あんたら大人が生徒とかによく言うだろ?どんなことについて謝ってるのかわからないって…俺知ってるんだよ?先生はプライドが高いのか知らないけどさ、普通は絶対に謝らないんだよね〜でもこうやって謝罪したってことは多少は罪悪感でも感じてるのかな?」
「そうです!!罪悪感だって感じてます!!」
「あんた馬鹿だろ!!…罪悪感感じてんだったら、もっと誠意ある謝罪ができるだろ!!」
こいつらが教師とかホントこの学校終わってんな…というか、こんなに問題を起こしてるのに、校長と教頭がこの学校にいるのはおかしくないか?これは調べて見る必要があるみたいだな…
次回は校長と教頭を詰めます!!
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殺人鬼に恋した女子高生
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