概要
「え? わたし婚約破棄されたの?」呟いた声は、自分のものではなかった
アビィナは気づくと知らない部屋に居た。部屋の外が騒がしい。「西のアビィナが婚約破棄された!」と、嬉々とした使用人たちの声が聞こえる。「え? わたし婚約破棄されたの?」呟いた声は、自分のものではなかった。身体を入れ替えられてしまったらしい。
今は、東のマフメラの体のようだ。
小国の王は息子のために後宮を用意した。というのは建前で、近隣の貴族の娘を人質として差し出させる目的だ。アビィナはブランジ家の人質として後宮に暮らしていたが王の息子レイヴンの寵愛を受ける身となっていた。
マフメラの体に入れられたアビィナの元へ、レイヴンが訪ねてきた。
(「小説家になろう」にも掲載している作品です)
今は、東のマフメラの体のようだ。
小国の王は息子のために後宮を用意した。というのは建前で、近隣の貴族の娘を人質として差し出させる目的だ。アビィナはブランジ家の人質として後宮に暮らしていたが王の息子レイヴンの寵愛を受ける身となっていた。
マフメラの体に入れられたアビィナの元へ、レイヴンが訪ねてきた。
(「小説家になろう」にも掲載している作品です)
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