第4話


 私は、いつもの様に生き血を求めて街へと繰り出していた。

今日は男の子だ、男の子の首筋にキバを突き刺して血をゴクゴクと吸っていた。

その時私は人間に捕まっていた。

パンッという音がした。

ケイトが人間をピストルで撃っていた。

人間はすぐに倒れて死んでいた。

ケイトは「今どきは銃を使うんだよ!助かって良かったよエマ!」と言ってケイトは私を強く抱きしめてキスをしてきた。

やっぱり私はケイトが大好きだ。

だから皆がケイトを愛しているんだ。


 ケイトがいれば怖い物なんてない。

ケイトは私の愛するヴァンパイアの王子さまだ。


 毎晩私たちは人間の生き血を求めて街に繰り出す。


 「ねぇ~、あなた達もヴァンパイアにならない?」


       完

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ヴァンパイアの憂鬱2 浜田まひる @mahiru8

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