第5話
「で、何するんですか?」集合したのはいいが俺はなにをするのか
全く知らなかった。
「映画を見るんだよ。」
「なんの映画ですか?」
「主人公がある日女の子と入れ替わっちゃう映画だよ、人気らしいから
面白いと思うよ。」
「へー」
映画館にて、、、
「栟俄君、席どこがいい?」どうやら彼女はチケットを
取ってなかったらしい。
「後ろの方が見やすいんじゃないですか?」俺はそう答えた。
「気が合うね、私も後ろの方がいいんだ。」そう言って彼女はチケットを
買ったのでそのままスクリーンの所まで行った。
映画が見終わると彼女はとても満足してるかのようだった。
「映画面白かった〜喉乾いたから飲み物買わない?」
「俺は別に飲まなくて大丈夫です。」
「じゃあそこの自販機で買ってくるね。」
「はい」俺がそう言うと彼女は自販機の方へ歩いて行った。
5分が経ったなのに彼女は来ない、少し遅いと思い行ってみることにした。
そしたら彼女は男の人に絡まれていた。
「離してください。」それだけでナンパと気がついた。
俺は歩み寄り男の腕を掴んだ。
「おい、その腕離せよ。」俺はそう言って睨みつけた。
「おっと連れがいたのか、この子と釣り合わないような子だね。」
ナンパしてる奴がそう言ってきた。
俺は「黙れ、さっさとその手離せよじゃないともっと強く掴むぞ」
そう言って力を強めると相手は痛がり「馬鹿力だ、くそ」俺を睨み
逃げながらそう言ってきた。彼女はと俺はすぐ後ろをむくと
少し震えていた、「俺も行けばよかったですねすいません。」
謝って彼女を近くのベンチに座らせた。
「ありがと」彼女がお礼を言ってきた。
俺は「はい」とだけ答えた。
「もうそろそろ帰ろうか、もう遅いし」彼女にそう言われ時間に気づいた
「1人で大丈夫ですか?」彼女にそう言った。
「うん、大丈夫今日は映画も面白かったし、君のかっこいい
所も見れたしね、満足だよ。」彼女は笑って言った。
「なら良かったです。では」そう言って俺は歩き出した。
その時後ろから「じゃあねー」と聞こえた。俺はそれに対し
振り向かず手を振って帰った。
四月に始まり、そして四月に終わる @komuaki
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