第4話

「早速来週の土曜日空いてる?」

「何故そんなこと聞くんですか」

「君私と遊んでよ」俺はその言葉の意味が分からなかった。


俺は確かに嘘をついた、そして何でも聞くと言っただかそういう時は

大抵言いふらすなとかで済むと思っていたのだ。

「なぜ遊ぶんですか、遊ぶだけなら友達とでも行ってこれば

いいじゃないですか。」


「私は男の人と遊んでみたいの、他の子達は明らかに探りながら

私を恋愛としてしか見てこないから、その点君は興味無いという顔だから安心出来る。」

「確かに俺はあなたに興味は無いです、だからってなぜ遊びなんですか」

「さっきも言ったでしょただ遊びたいだけ」彼女は遊びを

したいと曲げなかった。


はぁ、これは本当にめんどくさい事になったさっさと終わらせよう。

「分かりました、来週の土曜ですね。」

「うん、時間は決まったら言うよ」

「分かりました。」

「じゃあまたねー」


翌日、2時に駅に来るよう言われていたので俺はその時間に行った。

そこには白のパーカーに水色の長ズボンシンプルな服装の彼女がいた。

男の人は服装をみて何か思うのだろうが俺はどうとも思わなかった。

「おおちゃんと時間通り来るんだね」

「そういうのはちゃんと守るので」めんどくがりの俺でも流石に

時間は守るようにしていた。


「じゃあ行こっか」

「はい」




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る