天使の選んだクリスマス2

小林飛翔(Al)

uncountable dream before  Xmas

「おー、孫、りららや。

奇跡の雫の氷鏡に何が映っているんじゃ?」


「お爺ちゃん。何でだろう。この女の子、はじめて見る感じ...いえ違う、私の感覚からして、何でも聞き取れる耳をしていそう。どう、思う?おじいちゃん。

でも、この子、目が見えていない。」


「ほー、かわいそうにな、それならりらら、わしがケーキのプレゼントを贈ってびっくり喜ばせてあげよう。」


「ううん、私から黄金の光をプレゼントしたい。私、この子目が悪いからここまで、能力を補うために耳がここまでよくなったんだと思う。

ええっと、おじいちゃん、この子は」


「偶然じゃな~、その名も梨璃!りらら、照れ照れじゃな。」


りららは、大きめの青い鈴をリンリンとならした。


「梨璃、always happy!! 聞こえる?梨璃。

黄金の光をかかげます。

でもそれだけでは奇跡は半分しか叶えられません。

さらに、奇跡とは自分で起こすものでもあるという、創造、を信じなさい。

そして、自分を乗り越えなさい。」


「そうじゃな、りらら。」

「そうよね、おじいちゃん。」


「せーの、メリー・クリスマス!」


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