四季の雨 ~折々の風情と共に~
歩
雨の気配、雨を想い、雨と共に
早春の
春
春の
あざやかに空が洗われ山笑う
萌えいづる若葉を
逃げ込んだ葉桜からも
矢のごとし低く
山と見え島とも見える夏の雲
屋根を打つ激しき
雷鳴に首をすくめる
願い事「晴れて恋こい」七夕に
こんな日はひねもす読書秋深く
きつねさん嫁入りどこへ秋の山
抱き寄せた軒下に濃く白い息
音消えて
四季の雨 ~折々の風情と共に~ 歩 @t-Arigatou
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