ずっと隣で:隣人のボクっ娘幼馴染は素直で無防備で密かに重ためかもしれない~真夏の長旅から帰ってきた「キミ」を「ボク」は癒したい(タオル拭き・マッサージ・肩叩き・煤竹耳かき・手作り綿棒)~
Track07.ずっとそばにいられたなら(なでなで・とんとん)
Track07.ずっとそばにいられたなら(なでなで・とんとん)
「すっかり熟睡してしまってるね……起きる気配が全くない」//寝ている横顔を見て安心している
「まあ、本当に疲れてしまっている……ということなのかな」
「膝枕、続けないとね」
「……」//寝顔を正面から見てみたいと考える
「一応、声をかけとこうか。仰向けにするよー?」//隠し切れないイタズラ心が滲み出ている
「そーっと、そーーっと。慎重にっと……」
//SE ゆっくりと寝返りをさせる音
「ふう、キミのお顔がよく見える」//正面位置から
「……ふふっ……」//寝顔がよく見えて満足
//SE (継続開始)頭を撫でる音
「なで……なで……」//呟き
「髪の毛乾いたね……いつもの感触だ」
「時折見せてくれる、寝落ちしてしまったキミの無防備な、本当に安心しきったあどけない寝顔……」//心から慈しむ
「こうやって頭を撫でても気付かないくらいに、深く深ーく眠ってしまってる」
「ボクの太ももの感触については、世界で一番知っているに違いないけど」//静かに、ぽつぽつと
「ボクより固めで短いキミの髪の毛。ボクがこの手触りに慣れ親しんでいることを、キミはいつか知るのだろうか」
「どっちでも、いいんだけどね。キミが知っていても知らなくても」
「キミが起きていてボクの気持ちを全部聞いてしまっていても」//平然と
「ぐっすり眠ってしまって全く聞いていなくても」//悠然と
「今のボクは……どちらの未来になっても構わないと思っている」//当たり前の事実を本心から
「キミとなら、今の関係から変わってしまったとしても、変わらなかったとしても」//何回も繰り返した台詞みたいに
「ずっとそばにいられたなら」//密やかに独白する
「きっとその未来は、必ず幸せなのだと」
「そう……お互いに信じ合えていると思ってる」
//SE (継続停止)頭を撫でる音
「今は……ゆっくり、おやすみなさい」//耳元で囁く
「触るぐらいに、身体をとんとんするかな。落ち着いてゆっくり眠れるように……」
//SE (継続開始)胸板辺りをごく軽く、優しくとんとんする音
「とん……とん……」//呟き
「クーラーの効いた部屋の中で、キミの温もりと触れて……」
「くぁ……ぁ」//
「気持ちよさそうに寝ちゃって。ボクもつられて眠たくなってきちゃった」//次第に眠気が強くなっていく
「忘れないうちに……タオルケットかけなきゃ……」
//SE (継続終了)胸板辺りをごく軽く、優しくとんとんする音
「ボクが使ってるやつだけど……まぁいいか……」
//SE ベッドの上からタオルケットを引っ張って、身体の上にかける音
//SE (継続開始)胸板辺りをごく軽く、優しくとんとんする音
「…………」//寝顔をじっと見つめる
「キミがそうやって、ボクに対して無防備でいてくれることで……」
「ボクはキミの前で、何の憂いもなくボクのままでいられる」
「だからかもね。……ふわ……っぁ……あふ」//大きな
「ボクもキミのそばは、ずっと心安らかにいられる場所で……」
//SE (継続終了)胸板辺りをごく軽く、優しくとんとんする音
「心地よくて……触れ合ってて……あたたかくて……大好きで……」//寝落ちする直前
「……ぅ……すぅ……すぅ……」//穏やかな寝息
//SE ピッチャーの中、最後まで残っていた氷が溶け落ちて、
//SE ずっと聞こえていたクーラーの
ずっと隣で:隣人のボクっ娘幼馴染は素直で無防備で密かに重ためかもしれない~真夏の長旅から帰ってきた「キミ」を「ボク」は癒したい(タオル拭き・マッサージ・肩叩き・煤竹耳かき・手作り綿棒)~ 錘ちょいす @Omori_Chosu
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