短編小説

短編小説

1.出会いと別れ

　目が覚めた。すぐスマホを手に取りトークを開く。そこにはもう求めていたものはない。儚いことというものは、人の夢のことである。夢はありますか。スポーツは苦手です。勉強は継続できます。御社に入るまで私にできることはありますか。私も必死に生きている。あの日なくしてしまったものを背負って。

2.知らない方がいいこと

　お菓子は美味しい。魅力的である。食べすぎると体には良くないけどね。そう、僕は身内でも抜きん出た甘党だ。やっぱり甘いものは人を優しくする。ある時チョコレートが好きだった僕はチョコレートを作ることにした。まずはアフリカからカカオを。

3.思っているより気分に左右される

　喉を痛めてしまったようだ。薬が効かなくて怖くなり、医者にかかる。ただの風邪ですね。インフルエンザ等に効く薬は沢山ありますが、風邪に効く薬って意外と無いんです。家に帰って薬を飲むとすぐ痛みが取れた。薬品名は胃薬。消化を助けます。