ありがとうございました。
里を救ってから数日後、私達は
あの里から少し遠く離れた都市にいた。
あんな出来事があったのもありグリアさんが
里に拠点を移し生活をする事にしたそうだ。
その結果、最高権威の魔女(あの後少し思い当たる節がゆりがあったため
おそるおそる本人に聞いてみた所
見間違えではなく、あの魔女の集会の主催だった。偉いなんて
ものじゃ無かった。)
里にいると言う事で警備の威力も何倍にもあがり
平和な生活が送れているそうだ。
「ハルディ~手紙読んだ?」
「ああ、なんでも元気にやれているみたいだぞ」
壁に寄りかかりながら、ハルディは、グリアさんの
従業員たちの中の一羽が運んで来てくれた手紙を
ゆりに渡した。
「そう?ならよかった!」
ゆりは手紙を受け取ると大事そうに読み進めていき
嬉しそうに呟いた。
とは言っても仮面によってその表全部は
そこから図る事が出来ない。
あの一件から手配の規模が大きくなって
しまったため仮面をつけ街から街の移動も足がつくまえに
今まで以上に逃亡しながら興行を続けなければ
ならなくなった。
「あっそれじゃそろそろ行こっか!手紙は移動しながら
読むことにするよ」
「ああ、そうだな」
ゆり達は、ガルグゥ達に準備が整ったと呼ばれたのも
あり、馬車に乗ると
そのまま走らせ次の場所に向かった。
ずっとこんな事をやっていてはたして世界が変わるかと聞かれたら
変わる訳ないと私は答える。
だが、劇的に変わるだけじゃない。
だから私達は今日も行く。この道の先へと。
fine
さぁさぁご覧の皆々様ぁぁぁ!! 霧雨煙草 @kiresama
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