犯罪之神ですが、美少女配信者を助けたら事実話しただけなのに厨二病だと勘違いされた件
ちーずけーき
第1話
俺は生まれつき頬に蛇の痣があった
蛇の痣は呪われた子にできると言われていた
母と父は俺を嫌い捨てられた
一〇歳になると俺は神の端くれだと発覚した
だが俺が司るのは『犯罪』『死』『狂気』『恐怖』など世間では"悪"と部類される事になった
それから、最高神が作った執行者、ウィリアム
ウィリアムは俺を追いかけてきた
違う世界に行っても、どこへ行っても
俺は今日も逃げる
現実から逃げる為、世間から逃げる為
"ニホン"と言う国にたどり着いた
別に俺は睡眠も不要だし飯を食わなくてもいい
だから俺はモンスターが集うダンジョンという所で必死に力を磨いた
必死に倒して、倒して、倒す
だが時が流れるのは早かった
遂にウィリアムが俺の居場所を見つけた
だが俺にはいま力がある
ウィリアムを返り討ちにすれば全て俺の安息が手に入る
「ギャ――たすけてぇぇえええ!?!?!?」
あるニンゲンの女が絶叫していた
目の前にはオーク
あんな雑魚ごときに殺られるとはやはりニンゲン
ちょうど、手馴しに倒すか
「平伏せ」
オークに命じる
オークは俺の目の前で放った圧力に負けて潰れた
なんとも弱い
オークの死体の上に座ると女に向き合った
どこか母親に似ている気がした
「大丈夫か?」
「貴方は誰???どうしてオークジェネラルを倒せたの???????」
いちいちニンゲンのくせに質問が多い
やっぱり面倒
「質問が多い。黙れ。今はそれ所じゃねぇんだ」
くっそ、いつの間にかウィリアムが来やがった
「邪神よ、今こそお前を殺してやろう!!!」
うっざ
うっざいつぅの
俺はウィリアムの方を向いて俺の権能の一つを開花させる
それは『死』
今のウィリアムにとっては最適だろう
少々見た目が変わってしまうが
「遂にお前、正体を表したな!!!!!!!!!だがべつ「遅い」」
会話の途中で魔力で練りだした剣で斬る
だが多分コイツは本体じゃない
魔力が殆ど感じらんない
やっぱりバカでも多少は備えがあるのか
「は?なにこれ?どうなっとんの?500万人???は?」
女は四角いモノを驚視してる
まぁアイツは放って置いていい
さっさと違う世界に行くか
「あの、アンタだれ?」
女は生意気そうに問う
やっぱムカつくから殺していいかな?
今は暇だし多少答えてやろう
「ただの邪神だ。だがお前に多くは語れない。執行者たちが俺を追いかけてくるからな」
俺は転送魔法で転送する
現実逃避っていいよね
ーーーーー
「あれ、なに?」
一方残された配信者、リナは困っていた
コメント
・重度の厨二病だべ
・でもさっき見た?顔に蛇の模様ついてたぞ?あれってタトゥーか?
・オークジェネラルソロで倒したのって凄ない!?
・全身黒だし邪神みたい!
・でも堂々と人殺してたよね?
・けどその前に向こうが襲ってきたぞ
・さっきの人イケメンだったから写真取ってほしかった...
リナはリスナーたちと必死に現実逃避していた
犯罪之神ですが、美少女配信者を助けたら事実話しただけなのに厨二病だと勘違いされた件 ちーずけーき @04110411
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