西しまこさんの書く世界が大好きで。いつも ほわほわ する。宇宙ねこ。「もってかれた」なあ。どんなカンジと聞かれて、上手い表現が出てこない。冷え切った時に、あったかいポタージュを飲んで幸せになった時のような。暑くてカラカラの時にカキ氷で生き返るような。そんな ほわほわ気分。
宇宙ねこ、というワードを聞いて。どんなお話だろうとわくわくページを開きました。三十一字ずつで綴られるものがたり。一首一首、たった三十一字のなかに、たくさんの思い出とあたたかな日々が詰めこまれていて。わくわくと、かわいいと、たのしいと、せつない。それはまるで、大切な感情の宝石箱。たいせつな思い出と、ふたりで育んだ感情は、ふたりにとってこの先もかけがえのないものになると思います。心があったかくなる、やさしいものがたり。ぜひ手にとってみてください。
冒頭からひきこまれました。そして、かわいい!!設定というか、世界観がやさしくて、あったかくて好きです。宇宙ねこと「君」のやりとりは、ひらがなが多くて、可愛らしくてほんわか。宇宙ねこと「君」の時間が増えると、漢字が多くなって、ちょっと切ない。私のお家にも、宇宙ねここないかな、なんて探してしまう
ほんわかと、可愛らしい出会い。うちゅうねこはきっといて、運が良ければ出会える生き物。もしかしたらそうとは知らず、もう既に出会っているかもしれない生き物。彼らは宇宙船でやってくる。愛でよ!出会えたことに最大の感謝の意を表しながら!