第102話 【KAC20222】異常事例0023428 最終報告資料 📚1

学園から戻って、ひとりで料理したよ。


夏野菜たっぷり!玉ねぎ麹のひき肉トマト煮


ズッキーニ 1本 人参 1本 玉ねぎ 1個 冷凍コーン 大さじ3 豚ひき肉 300g トマト缶 1缶(約240g)玉ねぎ麹 大さじ1 砂糖 大さじ1 パルメザンチーズ お好みで


トマトはやっぱり夏の味方。肉を絡めて食べると非常に美味しくできる。家族は喜んで食べたよ。


ぱくぱく


それから僕は2階の部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。


今日もホラーゲーム、コクメイ〇ンをプレイ。


なぜか洋館に追い込み、徹底的にやって来た人間たちを罠に嵌めて殺してしまうという陰惨な神ゲーだが、


不思議と3Dのキャラクタがコミカルで楽しい雰囲気で罠を仕掛けてしまう。


夏の夜にはピッタリのゲームで、実に深夜のシンシンとした夜に、人を罠にかける楽しみをしみじみを味わってしまう。


アッハハ。


楽しい。キャラクタのジョセフィーヌはおばさん。


「いひひひ。なんというか、私を殺せると思っているのなら、あなたはまだまだ甘いと言っても過言ではないですよぉ。いひひ」


ジョセフィーヌは罠に嵌めて殺せるキャラかと思いきや、どんな罠でもひらりとかわして会釈を返して来る。ジョセフィーヌを殺すための攻略本まで出たくらいだ。


ただ、日本に3人しかジョセフィーヌを殺した人間はいないだってーー。


さて、今日はホラーに世界をぶち壊したい。


絶対的に世界はホラーになるべきだし、その心根がわからない人間は死んだほうがましだよねー。


ピッタリの本を見つけた。素晴らしくホラーテイストがカッコイイ本だ。


僕は本とタイトルを紹介、動画配信したよ。


👹「ごぶごぶ」


【KAC20222】異常事例0023428 最終報告資料


「可憐なヒロインを愛する作者さんが、これでもかという愛情をこめて、ヒロインを抱きしめるようにホラーを書いていらっしゃる。実にこの作品のインパクトは強く、それはエッフェル塔に上ったサリンジャーが拳銃自殺を試みそうな作品に仕上がっている。それなのに、3分で読める内容には圧巻。作者さんの力を感じる。是非、読んでください」

https://kakuyomu.jp/works/16816927861434702499


ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★3評価をつけた。


のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。


> かわいいヒロインが好きじゃーーーーーー! そのインパクトそのものが宝物じゃーーーーー!!


さて、それじゃあ、この本でどんなインパクトで世界が壊れるだろう?


ちょっと、ドキドキ。


アッハハ。


僕はちょっとビビってる。そのときだ。血がビシャッとカーテンになぜかかかって、そこから老婆の笑い声が響いてきた。くつくつ。


そして後ろから、母さんの生首が出て来て、ぬーーーーーぅと、僕を覗いた。


「あんた・・・晩御飯まだ・・・?」


血まみれで血を吐きながらの母さんだけど、会話が日常会話なのがすごく怖いよー。


顔面から血を流してドロドロになった生首でなんでそんなセリフを(汗)


そのうち、母さんはケロリとしながら、生首のままベットに入って行った。


ゴロリ。ぬー。いひひひ。いひ。


エルネから電話があった。


「ポッ、ポップーーーーー(泣)♪ ま、まずいのじゃーー(泣)困ったのじゃーーーー♪ 今、うちの母が、生首になってたのじゃーーーーー♪ あわわ(汗) あわわわ(泣)わしはどうしたらいいのじゃーーーー♪ 助けてくれぇポップぅーーーー(泣)」


ありゃ?


うちだけじゃなく、エルネのうちも母さんが生首になってるよ。


どうしよう。いや、僕には手がないけど。


が!!!!!


しゅごおおおおおおおおお


そのとき、チビドラゴンがちっちゃく口を開いたかと思うと、家全体から闇が撮り攫われた。それが世界全体に広がって、空がきれいな闇空になった。


星が瞬いて一気に光が戻ったんだ。


わっ?


「やったのじゃーーー♪ ポップぅーーーー。母さんが普通に戻ったのじゃーー♪」


エルネの言葉に僕も母さんを見て見ると寝ている母さんは普通に体がついている。

すやすか♪


うーーむ。よかった。しかし、チビドラゴンすごいなぁ。なんかチビドラゴンって秘密を抱えてるっぽい。なんか伝説の聖竜とかかなーーー?


まっ、いっか。


どうでもいいよね? 今日は楽しかったーーーーー♪


また、明日も絶対的に世界をめちゃめちゃに壊したーーーい。


がんばろー


僕は次の本を選んだ。


==========👅本の選択============

📚1

📚2 オタワムラの本

https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667

📚3

📚4

🌟 時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659188185999

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る