第101話 王国を救う種を託されたが、俺には荷が重すぎる 📚1
学園から戻って、ひとりで料理したよ。
夏の定番
納豆 1パック めかぶ 1パック オクラ 3本 マグロ 3切れ
簡単メニューなのに、マグロと納豆とオクラの相性が抜群。マグロに恋しちゃうのって、僕が日本人だからかな? 家族は喜んで食べたよ。
ぱくぱく
それから僕は2階の部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。
今日もイケてるレトロゲームをプレイ。ウィザード〇ィ。
ファミコンのゲームなんだけど、マップを自分でエクセルで作りながら、ダンジョンをドンドン進んでいく感じ。
なんか、くらーーーいダンジョンの奥に、実にディープなモンスターがわらわら出て来て癖になる。ファミコンだから、キャラに性格がほとんどないんだけど、一人だけ忍者のヤツがセリフをしゃべる。
「殺し、殺されるとき、殺さねば、殺せ。世界は殺しで満ちている」
うーーん。かっこいー。ただ、そのキャラすぐ死んじゃうんだけど。
でも、ゲームはクソおもろい。シンプルなんだけど、どこまでもやりこんで自分の育てるキャラと迷宮すべてを愛したくなるこの感じは病みつき。
実は車いすのルッツと競争してどちらが最強のキャラを作れるかで競い合ってるんだ。ルッツはやりこみ型のゲームが得意。
アッハハっ。
「俺っちの忍者がサイキョーに決まってるだろぉ? やっぱ、サイキョーは忍者だぜぇ。ポップのサムライマスターなんてイチコロだぜっ」
うーーん。ルッツのヤツ、なかなか強いキャラを育ててきたのう。
僕もがんばらなくちゃ。さーーーて、それはいいけど、世界を今日こそメチャクチャにしちゃおっかな?
と言っても、愛のある感じがいい。
なんかそういう力のある本ってないだろうか?
僕は本とタイトルを紹介、動画配信したよ。
👹「ごぶごぶ」
王国を救う種を託されたが、俺には荷が重すぎる
「手のひらの載るくらいの軽い短いストーリーです。ただ、丁寧に味わい深く描かれていていて、5分くらいの1話だけの話なんですけど、何度か味わうと、とても、幸せな気分になれます。キャラクタがすごくさりげなくて、とてもいい掌編でした。暇なときにちょっと味わうと幸せな気分になれますよ」
↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894608861
ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★6評価をつけた。
のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。
> ヒロインの女の子がかわいいーーのじゃーーー♪ 絶対幸せなってもらいたいと思ったのじゃーーーー♪
さて、それじゃあ、愛のあるメチャクチャな世界の壊れはどうなっただろ?
うーん。この本を紹介して世界で何が起きる!?
あっ!!!
なにか空から種が降りてきた。幸せの種がそこかしこにいくつも咲いて、荒れていた騎士団たちがおとなしくなった。花に囲まれて、騎士たちがまったりしてるー。
ほわほわしてるよー。
「花を愛でると、気持ちが優しくなってくるなぁ」
「ほんとだ。騎士団長の座を争って戦っていたことなど忘れるなぁ」
花畑のなかで騎士たちがなぜか、花冠とか作ってお互い同士にかぶせあってる。なんかメチャメチャシュールなんだけど。
ええーーーい。めんどくさーーい。
ほのぼのしている騎士団たちを、僕は近くに落ちてたサクラの棒切れで殴った。
ボコッ
それでも、騎士たちはほのぼのしている。花で笑ってる。なんかイっちゃってる?
「あっ・・・痛い・・・・」
「痛いなぁ・・・・」
「おい。騎士さんたち。僕は怒ってるぞッ。これに懲りたら、騎士団長を平和に決めて、それから、悪役令嬢のセリーヌには手を出さないって誓うんだ。誓うよね?」
「・・・ん」
「ま・・・いっか」
やったーーー! アッハハッ。問題解決ぅーーーーー!
ただ、そこにセリーヌがやって来て爆弾発言を投げたんだ。
「・・・戦いじゃなく・・・料理で・・・騎士団長を・・・決めたりできませんか? ・・・私、料理対決が好きなんです・・・昔から・・・料理の哲〇とかかかさず録画していました・・・料理ができる・・・男の人が好きです・・・」
うーーーん。爆弾発言。
「おおっ。騎士団長になるだけじゃなく、料理が出来ればセリーヌもものにできるってことか? そりゃいいな。おうっ! ポップ。お前もセリーヌに惚れられてるんだ。もちろん、料理対決参加するよなぁ?」
アッハハ。
そんなの気分だよーーー♪ 料理対決、面白ければ参加してもいっかな?
ただ、単なる食材じゃ面白くないから、すっごい食材、騎士団が持ってきたらね。
ムチャクチャぶっ壊れた料理対決ってできそうだったら、参加してもいっかなーー♪
アッハハ。まあ、テキトーに行こーーーー♪
世界メチャメチャにすることがやっぱ最優先だしねー
僕は次の本を選んだ。
==========👅本の選択============
📚1
📚2
📚3
📚4 マキビシの本
https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667
🌟 時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659076388461
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