第95話 お前の側にはいられない 📚1
今日も学園から帰って来てから僕が料理。
レタスとハムのそうめんチャンプルー。素麺と100gのレタス2枚。ハム3枚。卵1個。鳥がらスープの素(顆粒)小さじ1.塩。コショウ。サラダ油と、ラー油。
炒り卵をフライパンで作ったら、全部材料適度に切ってセンスよく並べて美味そうに仕上げる。レタスとハムをきれいにオシャレにならべて、最後にラー油が決め手。
おなか一杯食べたら、その後、部屋で、魔道扇風機をブォーと掛けながら、クソゲーをプレイ。
クソゲーの大奥記は面白い。
なぜか、男である小姓が出てきて、殿様と恋愛したりするんだ。
ヒロインは当て馬になっちゃう!?
「拙者が、殿を愛する気持ちは、お前以上であるが、それでもお前は、拙者から殿を奪うのか? それほどに殿を愛しているのか? 俺にはその覚悟が見えんぞ」
イケメンの小姓に言われるセリフが痛い。
クソゲーの愛に溢れてる。
僕はたまに愛の詩を読みたくなる。無償に愛に焦がれて死にそうになるんだ。
ああ。クソゲーへの愛が溢れてる。
現実はメチャクチャになるべきなんだ。
人間ってすべての垣根を越えて愛しあえるんだ。性別だって関係ない。愛があれば。
ただ、僕は愛にもだえる。
愛よ。なぜ、それは僕の前には訪れない。君がその視線で僕を包んだら、僕はどこまでも高らかに、抱きしめる夢のように、心を震わすことができるのに。ああ。愛よ。なぜ、それは僕の元には訪れない。
僕が男の子になったって、エルネは僕に振り向いてくれないんだ。
こういうところを破壊する凄い力を持った本を紹介して、世界をぶっこわしたいなー
よし!
やっちゃおーーー。愛の垣根を本の力で越えるんだー
僕は本とタイトルを紹介、動画配信したよ。
👹「ごぶごぶ」
お前の側にはいられない
「うーん。きれいなBLですね。ワクワク。なんといっても、キャラがすごく美しく耽美に描かれている。わりとさりげなく、日常的でありながら、それでいて、叙情的とも言える男同士の愛の有様にため息が出ざるを得ないでしょう。ああ。永遠を掴みたい。男同士の愛を知ったときに、俺たちどうなっちゃうんでしょうか? ああ。禁断の愛が美しい。どこまでも愛しあいたいと思ってしまいます。しまいます。是非読んでくださーーーーい」
↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330659205079346
ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★評価をつけた。
のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。
> BLが好きじゃーーー。男同士のうつくしーー愛が好きじゃーーーーーーー!
さて、どうなっちゃうんだろ?
カクヨムの隠れた名作は、すごい力を持っているんだ。
本の力で世界をぶっこわすことができる。常識なんて簡単に壊れるはずだ。
これで、例え、男同士で愛しあっても、女同士で愛しあってもいい世界にぶっこわれるはず。
そう思ったら、
🦎→💓←🐻
トカゲとくまが絵本の中から飛び出てきて愛しあいはじめた。
🦎「トゲ。お前のこと、好きトゲ・・・」
🐻「うちも愛してるクマ。愛クマ。二人の愛は永遠クマ」
いちゃいちゃ♪ いちゃいちゃ♪
うっそお!?
性別を超えた愛どころか、種族を越えた愛が増えちゃったよ。それに絵本が大爆発。すごいことになってるよー。
ありゃ?
エルネが言ってきた。
「ポップーーーーー♪ わしはお前のことが好きじゃーーー♪ 一緒にずっといたいのじゃーーー♪ お前の素直なとことか、ハチャメチャなとこ、全部大好きじゃ♪」
わお!
やったね。エルネが僕のこと好きって言ってくれた。
でも・・・友達としてだよね?
あー、もっとハチャメチャに世界壊して、エルネに好きになってもらいたい。
ちっちゃい恋の物語。僕の大切な恋だね。
アッハハッ。まあ、テキトーにいこー。
僕とエルネの恋はまだまだバズらない。クソゲー普及計画、がんばりたいなぁ。
僕は次の本を選んだ。
==========👅本の道選択============
📚1 ところてんの本
https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667
📚2
📚3
📚4
🌟 時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659075841345
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