第8話 〇〇な過去

花「なんでわかったの?」

俺はここで自分のことをいっていいのか?

葛藤した。とにかく葛藤した。

そして、、、

俺「俺は枚方哲平だ」

花は少し理解できない様子だった。

花「もうこれ夢でしょ!変なことが多すぎる!」

そんなふうにして我を失った花に俺は言った。

「俺も夢だと思ってる!おかしなことばっかりだ!でも本当に信じて欲しい。自分も今のことを知りたい。その、、、、」

と言った瞬間花は口を開いた。

「私もあなたの住んでいた地名と誕生日をさっき聞いた時もしかしたらって思った。

でも夢としか考えられなくて、、、

本当に哲平なんだよね?」

俺「あぁそうだ。その指輪も懐かしく感じるよ」

その指輪は2人の名前を彫ってもらって遊園地で作ってもらったものだった。

そう言うと

泣いた花が抱きついてきた。

「辛かったよぉぉゎぁぁぁ」

思わず俺も涙が浮かんだ。

俺「あんな選択をしてしまってごめん。

これからどうなるかわからないことだらけだけどもう悲しませない。」

自殺というものはこんなにも人を苦しませるものなのかと知った。それと同時に

自殺しようとした自分を憎んだ。

俺「とりあえず、全てのことを言う。

俺が植物状態になった後からのことも教えてくれないか?」

泣いた顔をしながら花は

「わかった。でもなんであんなことをしたの?」

俺「いじめられてたんだ」

花「誰に?」

俺「いただろ、高原先輩」

花はとても驚いた様子で

「もしかしてバト部の?」

俺は気になった。なんでそんな驚く?

俺「なんでだ?」

花「だって------------だもの」

俺「え、、、」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

転生したら嫌われている課長だった〜男はきついよ〜 リーグル @riigel

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ