第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌2

@chiikani

水溜めに 迷う蛙を 掬う手は 朧げの君 水面のヴェール

水溜めに 迷う蛙を 掬う手は 朧げの君 水面のヴェール


水溜まりに迷い込んだカエルのように、恋に迷い込んでしまった私を救い(掬い)あげられるのは貴方(私の好きな人)しかいない。だが、澱んだ水面を通して見える貴方は朧げで、どんな表情をしているかわからないことが、とても不安なのだ

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