自身に向けた言葉
- ★★★ Excellent!!!
作者さんが、作者さん自身に向けて書いているように感じました。
いろいろ苦しいこと、裏切りなどを経験されてきたのでしょう。
そこからいくばくかの光が見えてきて、でも暗い闇が覆いかぶさってきて、そういう時期なのだと思います。
その中で、作者さんは光を信じて、この文章を書いたのでしょうし、それは、光を信じられなくなった時の備忘録にもなっているのかもしれません。
人間は、意味を創り出す生き物です。もともと持っている意味というのはなく、それは宗教による”まやかし”なのだと思います。
でも虚無に陥る必要なんてないのです。意味を創り出すことができ、それは誰にだって奪うことの出来ない特権です。
そして、作者さんは作者さん自身にとって、とても大きな意味を創っていこうと、前を向いているのでしょうね。
その決意が感じられました。