あとがき
アンコール企画 第16回~第20回のお題
第16回 「消し忘れたタバコ」
第17回 「間違った鬼ごっこ」
第18回 「傘は持たない」
第19回 「見えない道」
第20回 「想い出の始まり」
こちらを拝見しました。
仕事の人間関係が嫌になる今日この頃。
物語を考えていると、どんな話にしようか。
どんな登場人物を作ろうかと、色んな思いを巡らせることで集中できるのがいいですね。
書くことを生涯の趣味にしておけばボケないのではないかと思いましたが、はたしてどうなんでしょうね(^^ゞ
今回も証拠にもなく、お題を順番に使いながら一本のストーリーを作ってみました。
今回は、どんな話にしてみようかと悩む。
まず、「消し忘れたタバコ」そこから連想したのは火事。
火事で大切な人を失うということを考える。
そこから、鬼ごっこ、傘、道、想い出にどうやったら良いのかと考える。
鬼ごっこから、鬼というものを調べる。
伝奇好きな私は、こういうのが好き。改めて調べると、鬼とは隠から来ていることを思い出す。
鬼は実体が無い存在でした。
そこから見えない鬼に襲われるという発想をするが、何とか「消し忘れたタバコ」に関連付けないといけない。
ん~と考えて、雨に打たれると鬼が見える。
なんだかよく分からない道に迷い込んでしまう。
そんなことを考えますが、上手くまとまらない。
とりあえず見切り発車で書き始めようと1話を書き、2話を書いていると思ったのは、傷心を抱えた主人公一人は動かしにくいというもの。
佳奈に妹がいたことにしようと麻衣を創作。
やはり人物が2人居ると話が書きやすい。
書いていていると、あれ麻衣って真也のことが好きなのではと思う。
そんなことを思いつつ、子供が鬼ごっこをしていることを書く、「間違った鬼ごっこ」なので、少々変わったものにする。
最初は鬼が人に追われるものとするが、最終的に目隠しをした鬼が、手探りで人を捕まえるものとする。ここは、この先にある見えない鬼との対決を書いたあとに修正をしました。
ここから先は、その場のノリで書き進める。
麻衣が鬼にさらわれた暗示として傘を転がし、彼女を探すために道を突き進む。
見えない鬼との対決は、映画『プレデター』の感じで書いていましたが、ふとゲーム『デスストランディング』の見えない敵を思い出し、そのイメージで書いてみる。
鬼という超常的なそんざいに麻衣はさらわれますが、一般人が勝てるハズがない。そこで、鬼の正体を真也の未練が産んだものとし、打ち勝つことで解決することにする。
そこから後は、真也と麻衣を両思いにしておきました。
お話に無理があるのは否めませんが、今回も伝記的な作品を書けて私は嬉しいです。
あと、今回こだわったのは、1話の冒頭の景色。
美しい景色を書きつつも、そこが実は墓地。
というギャップを狙ってみました。
長々とかきましたが、あまりにも疲れてくると小説を書く意味どころか生きていく意味すら考えてしまうのがいけません。
お金のことだけを考えれば、模型ブログの方が小説よりも模型の方が、はるかに人気があった。
などと考えてしまう、この頃。
これは、悪い兆候です。
鬼の足音 kou @ms06fz0080
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