必死に手を繋ぐばかりの人生
蒼キるり
必死に手を繋ぐばかりの人生
手を繋ぐ人は自分で決めれますただ同じ性に生まれただけ
夢みてるそう笑われてきたけれど好きに生きれないなら夢がいい
教室は二つに分けたがるけれど性と学びは違うでしょうに
知ってるよ世界は意外と狭いねでも胸の奥は無限だから
メスが子を生む性ならばそれ以外みなオスとでも区別する気か
勉強は教えてくれる生き方は自分で模索するしかないのか
約束と小指絡めて歌うのは誓いの印生き抜くための
理解してなんて言わない受け入れてそれだけのこと拒まないでよ
泣きたいと思う夜にさ愛し人いてくれるのは奇跡と愛ね
人生は長く短いものだから石投げるより綿を愛して
止まるのは無様ではなく休止符よ輝きのアンコールちょうだい
好きな人爪のひとかけさえ愛し樹の年輪を数える気持ち
口移し水だけでなく希望をも分けてくれるの羨ましいでしょ
なにが悪いかもわからない子どもだと笑われてもあなたが好きよ
名前つけることばかりが大切でないけど目印なのここにいると
手を繋ぐだけで勇気がいる世界なんて馬鹿馬鹿しいでしょうよ
変えようと言うなら簡単そっちが押し付けてきたものなのにね
私たち何かに利用されるため生まれてきたわけじゃないから
泣いたって変わらないのはわかってる感情に溺れるのが人生
ずっと手を繋いでいようそれで共に生を終える日がきたら勝ちだ
必死に手を繋ぐばかりの人生 蒼キるり @ruri-aoki
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