異世界に来て、地道に成長するはずが、知らない人から一番強い剣を貰っちゃいました。

@utuusagi

1話で完結

私は寝てた。それで、私は、普通の、人間…


…だったはずなんだが、

異世界に来てしまっている。実はちょっと楽しんでいる。

かっこいい剣貰っちゃったんだもん。

本当は、少しづつ成長して、やった!ってなるはずだったけど、

なんか貰っちゃった。

まだダンジョンには行ってないけど…

早速、パーティーに誘ってみよう、知らない人でいいや。

お、承認された。

私「初めまして!今日ここに来まし…」

?「待って?!それ伝説の剣!!!君新規だよね?!え、おかしいよ!?誰から貰ったの?!」

私「え、ででで、伝説ーっっ?!知らなかったです!!!」

?「逆に知らなかったんだ?!名前は?」

私「ええっと…霊宮葵です…」

?「零宮葵…?変わった名前だなぁ…俺はアルキオラン・レイドだ。」

私「アルオラ…レ…??ふぇ?」

レイド「だーから、アルキオラン・レイドだって。普通の名前だろ。」

私「んーッ?!え?!普通じゃ…」

いや考えろ私。ここは異世界だ。普通の名前じゃないか。異世界だもの。

普通だ。そう、当たり前。

私「レイドさん、パーティーよろしくお願いします!」

レイド「こちらこそな。」

レイド「お前、伝説の剣持ってるし、レッドブルーアイスドラゴンとか、いけるんじゃないか?」

私「ええっと……行ってみますか…?」

レイド「行こう。」

私「えいっ!!やぁっ!」

あれ、倒せちゃった…でも、多分コイツラスボスだよね…

私「レイドさん、これって最後のやつですか?」

レイド「そうだな……(葵強すぎるだろ)」

私「…これからどうすればいいんですか💢」

レイド「あっ……それは考えてなかった。」

私「しばき倒しますよ、流石に。私、転生してきたんですから。」

レイド「そうなんだ…それはすまん…」

私「そうだ!私をラスボスにし……」

レイド「それはやめとけ」

私「それで、どうするんですか。」

レイド「んー……とりあえず、神殿に行くのはどうだ?」

私「へぇ!!!行きたい!!行きましょう今すぐ!!」

レイド「おぉおぉ……行こうか…」


数分後


私「神様!あの、私……最後のモンスター倒してしまっ……」

神「待って、それは、伝説の剣じゃよね……?」

私「はい、そうなんです。街を歩いていたら、貰いました。」

神「そっちは…レイド君じゃな、パーティに誘ったんか?」

レイド「いや、誘われましたね…」

私「それで、最後のモンスター倒したんですけど、何すればいいですか。」

神「やること…やること…そうじゃ、アナウンスをしてやるから、皆と食べ物やら飲み物やら飲んで楽しんでくれたまえ。」

私「はい!!お願いします!!」

数十分後……

私「ふぁぁぁ…レイドはーん〜」

レイド「ぉぉっ?!飲みすぎだぞ…」

私「わらひ、服脱ぎたいれす。」

レイド「捕まるぞ」

私「ひゃぁぁあー」


その後も、平和が訪れました。

おしまい。

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異世界に来て、地道に成長するはずが、知らない人から一番強い剣を貰っちゃいました。 @utuusagi

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