第4話 6月18日
一方、目黒誠に雇われた殺し屋・鈴木英治は、目黒を裏切り、激しく対立する暮坂を射殺する一方で、当の目黒に接近し、彼の目の前で、目黒の協力者の吉野を銃で撃つ。防弾チョッキを着ていないのに彼は死ななかった。彼は魔術師、鈴木英治の親戚だったのだ。
この現場に居合わせた林檎は、鈴木英治と戦うが、あと一歩のところで取り逃がす。のちに林檎は、和樹の情報によって、鈴木英治が実は組織壊滅のために潜入捜査を行っている刑事だったことを知る。
鈴木英治は、捜査の手が伸びているのは、情報屋として警察に通じている和樹が原因だと感じ、部下に和樹を襲わせた。瀕死の和樹が搬送された九十九里病院の地下こそが、『マリンスノー』の武器倉庫への入り口だった。武器倉庫への潜入に成功した林檎と鈴木英治は、合流した刑事たちとともに、証拠隠滅を図るマリンスノーと最後の戦いに挑んだ。
英治は魔法を使えば逃げれたが、林檎を護る為に目黒誠に銃で撃たれて死んだ。
九十九里浜の惨劇 鷹山トシキ @1982
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