主人公、早乙女渉は気が付くと織姫絆桜に刺されて血塗れで倒れていた。
あ、ありのまま、今、起こった事を話すぜ!何を言ってるかわからねーと思うが、物語が始まると同時に主人公は死んたッ!
異世界転生とかハッピーエンドとか、そんな幸せな展開なんて待ち受けちゃいなかったッ!
だって、いきなり刺されてるんだもんッ!!
しかも、始まると同時に絆桜が出して来る選択肢が『受け入れる』しか存在しねぇッ!!
ほんわか優しいヒロインとかツンデレヒロインとか、そんなチャチなモンじゃねぇ・・・もっと、怖ろしい【ヤンデレ】ヒロインの片鱗を味わったぜッ!
例えるなら【ヤンデレ地獄編】だッ!!!(※内容はとても面白いです)
丁度区切りの良いところまで来れたので書きます。
ストーリーはあらすじにお願いします。
一言で言うなら、ヒロインが例外なく強烈です。特に幼馴染の絆桜が強烈なのですが、基盤がゲームになっているから他の面々も1回でも目を通したら忘れないでしょう。パッと見はまともなのに蓋を開けたら属性が斜め上なことに加えて色々とてんこ盛りです。
しかし、クドいことを承知で言いますと、やはり絆桜を上回るキャラはおりません。紅に染った幼馴染を最後の光景に何度もループするという設定はインパクトが強すぎます。
都度、あの手この手で殺しにやって来るキャラを超える存在はいないのに、どうしてか攻略ルートはないのが結構気になるところ…。
絆桜が望む時間がずっと続くのか。それとも、バッドエンドのループを超えるのか…。
ヤンデレヒロイン大好きな方にはオススメです。これはハマります!!
この世界をゲームだと思い込んでる幼馴染、織姫絆桜。そんな幼馴染に、ヒロインとのあらゆるルートを潰されてきた主人公、早乙女渉。
渉が他のヒロインと仲良くなる度にその現場に現れては、猟奇的な彼女ならぬ、メンヘラ殺人鬼になった絆桜によって、ぐっちゃぐちゃのずったずたに殺られるというバッドエンドが待っている。
しかし渉だけは知っていた。
この世界がゲームなどではなく、実は小説の世界だということ。
この作品は小説の世界なのにゲームの世界。なので、毎回主人公の渉視点で【選択肢】が現れます。主人公がメタ発言として、読者側に語りかけてくる展開が多々あり、読者側は正しい答えをすでに"知っている"主人公から"試されている"気分にります。
そこがまさにメタ要素の上手い使い方。
しかしそれでもハッピーエンドに辿り着けない最大の理由こそ、メンヘラヒロインの主人公と仲良くなったヒロインへの制裁。
※ちなみに幼馴染ルートは存在しない。
主人公=ゲームのプレイヤーと思い込んでいる絆桜は、こちら側に語りかけてくる。
「これを見てる『君』に話してるんだよ⁉」
―――と。
九十七週目の繰り返しを体験している渉と、ヒロインとの恋愛ルートをへし折り続ける幼馴染との戦いに、はたして終わりは来るのか。そして渉は他のヒロインを救い、自身のループを止められるのか。ギャルゲーのように、何人かいるヒロインをひとりずつ攻略していくような展開で、現在は二人目の最高難易度ヒロインを攻略中。
一人目のルートがどうだったかは、もちろん読んでのお楽しみ♪
ノベルゲームが好きな方は、絶対にハマること間違いなし! バッドエンド好きにもオススメな今作。まずは最初のルート、小里明菜編を(*´艸`*)
オススメの作品です✨
主人公「早乙女渉(さおとめわたる)」はギャルゲー風世界を100回近くループしている。
彼の望みはこの世界から抜け出すこと。
でもこの世界、実はゲームではなくて――?
現在、読者としては二周目を読ませていただいているところ。
でも主人公にとっては98回目の周回プレーなので、出てくる選択肢についても知り尽くしている。
時々出てくるこの選択肢、読者も一緒に選びながら進もう!
といっても小説なので、周回主人公によって「どっちが正解か」すぐに明かされるわけですが笑
見どころは昨今珍しいほどの暴力ヒロインが登場すること!
ちなみに彼女に存在を消されたらバッドエンドです笑
ゲーム内転移をするラノベはたくさんあるけれど、この作品は今までに読んだことのない作風!
果たして主人公はこの世界を抜け出せるのか? ぜひ一緒に眺めましょう!