第2話

「中村さん。まずは話を聞くので協会の中に行きましょう」


「わかりました。」


俺と秋川さんは協会に行き、経緯を話した


「大変だったね…」


「でもスキルが覚醒したみたいです。」

秋川さんは俺を支えてくれたので話すことにした


「神の権能強すぎるでしょ」

秋川さんは興奮しながら言った


「痛覚無効なんて見たこともないし、身体強化だって凡庸性の高い効果だし、しかももっと効果が増えるんでしょ」


「はい。しかも多分使える権能は闘神だけじゃないと思います」


「じゃあ尚更頑張んないとじゃん」


「はい。なので今週の土曜日にでももう一回ダンジョンに潜る予定です」


「へ〜頑張ってね」




次の日俺は学校に行っていた。


すると

「お前生きてたのかよ?」


うわめんどいのと会ってしまった

こいつは俺を見捨てたときに現場にいた藤井の取り巻きの一人、長谷部誠だ


「あぁ、あいにく悪運が強くてな」


「ふ〜ん。ちなみに俺らが囮にしたこと先生に言ったらわかるよな?」

と長谷部は手に拳を作って言った。

もう痛くないのに


「わかった。わかった。」


「わかってくれればいいんだ」

と言って長谷部は走って学校に行った


さて皆さんは疑問に思ったことでしょう

なぜ僕は先生に真っ先に言いそうなのに言わなかったのか

それにはちゃんと理由がある

それはスキルが覚醒したことがバレたくないと言う単純な理由だ

小説などの主人公は真っ先クラスメイトをざまぁするが俺は違う

俺はまだちゃんとスキルが使いこなせてないし、効果も身体強化と痛覚無効だけだ

もっと鍛えてからざまぁする予定だ

幸い痛覚無効があるので今までの様に痛みに苦しむことがないのでそう考えると楽だと思う


学校に着くと藤井や俺を見捨てた藤井の取り巻きや俺を見捨てたDランク探索者もいて

その場で事情聴取が行われた


そこでは黒牙狼の群れが現れてみんなで撃退しようとしたら、俺が引き止めるから逃げろ!という超絶イケメンがいて、逃げたという感じだった。

やっぱりDランク探索者も本当のことを言ってくれないんだ


その後事情聴取が終わり、休み時間になったら藤井と取り巻きが来て


「お前死ねよ〜」「ガチでいらない」などの文句を言われたが黙って聞いてたら

俺の反応が悪かったらしく蹴ってきた。その後集団リンチを受けたが不思議と痛くなく、痛覚無効つえ〜

と思いながら受けていた。殴られても蹴られても反応しなかったため

「今日は終わりのしてやるよ!」

と言ってつまんなそうに出ていった


そして教室に戻ろうとして出ようと思ったように体が動かなく、周りを見たら大量の血が出ていた

そうか、あくまで痛覚無効だからダメージは喰らうのか。じゃあ防御スキル欲しいな〜とか思っていたら


〈防御したいと言う決意を感じました。これによりスキル「神の権能」の効果「守護神」が覚醒しました〉


新しい効果だ〜見事に欲しい効果をゲットだぜ!効果は?


level I 防護

level II で解放

level Ⅲ で解放

level Ⅳ で解放

level Ⅴ で解放


防護か〜いかにも防御系統の種類だな

今日はダンジョンに行くし、試してみよう。


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いじめられていた俺はスキル「神の権能」で無双する 天銀 @zeon9567

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