その紫陽花は、まるで華やかな椅子だった。

腐らない死体にはマガモノが憑いている。
特務零課は、そのマガモノを見つけ、適切に処理する警察の組織である。
今回、異動して初めて「マガモノ」を担当する水原は、先輩の夏目とともに現場へ向かう。
しかし、夏目にはある秘密があって…


この二人の活躍がもっと読みたくなる短編です。