あなたは突然幸せが舞い降りたらどうなるのかな?

幸せが突然舞い降りた主人公の心の機微が一話一話で違う色を生み出していく。

子供のまんま、ただ守られたい…そんな気持ちから、少しずつ相手の力になりたいと前向きになっていくはずだった。

今までちゃんと幸せを愛を受けることが出来なかったのだろう。

「ほら、どうせ俺を捨てて居なくなるんだろ…他の奴らとお前も同じだろ」と幸せを受け入れる事を幸せを失う恐怖と感じてしまい、相手を試し、傷つける行為と共に、

それでも居なくならないよ…と何度言われても、相手に守られ続けている自分の不甲斐なさに心中を試みるも、止められて生きていく。

とても視野が狭い籠の中でただ生きている。

大丈夫、もう一人じゃないんだ。

と安心して、もし相手が居なくなったらその時は信用しなければ良かった。

となることを事前に防ぐ癖がついてしまっていて苦しそう。

人生はステージが年々変わるのだけど、主人公は同じステージに固執して変化を恐れながら、成長を恐れている。

幸せなことがいっぱい続いても、お金の不安がなくなっても、不幸依存の人は幸せを感じることが出来なくて辛いですね。

どうか、一時だけの幸せも臨時ボーナスとして素直に喜んで欲しいなと心の底から思いました。

ハチスにも気持ちを伝えてあげて欲しいな。