【最恐都市伝説】あぶくたった にえたった
あーぶくたった にえたった にえたかどうだかたべてみよう
ムシャムシャムシャ
まだにえない
あーぶくたった にえたった にえたかどうだかたべてみよう
ムシャムシャムシャ
もうにえた
戸棚にいれて、カギをかけて
ご飯を食べてむしゃむしゃむしゃ
お風呂に入ってごしごしごし
おふとんしいてねーましょ
トントントン・・・何の音
風の音
あー良かった
トントントン・・・何の音・・・?
その昔、日本では飢饉の度に餓死者が出た。
それは悲惨な状況で、口減らしや空腹を満たす為に
仲間内や家族内で弱いもの、働けない者を食して生き延びてきた。
という話があります。
「ど、、、どうだ?煮えたか?」
「いや、、、ま、まだ煮えぬ」
「あいつが帰ってくる前に、早く肉にしねと」
「あいつ、むすめこ大事にしてたもんな」
「ちょっと味見を」
「あ、最初のひとくちはオラだって」
「うむ、旨い」
「おお、煮えたか、早くくっちまおう」
ムシャムシャムシャ
「のこりは、とだなにいれておくだな」
「鍵かけとけ」
「とりあえず血だらけになっちまったからこのあたり掃除しとかんと」
「あー、だな、したら藁しいて寝ねと」
トントントン
ビクッ!
「なな、なんの音だ」
ビュウ・・・ビュウウウウウウウ。
「なな、なんだ、か、かぜのおとでねか」
トントントン
「ギャアッ!なんの音だ」
ガチャ。
「おい、おめえら、うちのナナコ見んかったか?朝から姿がみえねぐて、ずっと探してんだ」
「あ、な、ななちゃんかい、みてねぇな、な、おめらもみてねぇな」
「あ、あぁ、みでねぇ」
「そうか・・・邪魔したな」
ザシュ。
「な、、、なにすん・・・だ、おめら・・・」
キラッ
「ま・・・まさか、そのかんざし・・・おめら・・・くそ・・・呪ってやる・・・グぁ」
「おまえもくってやるさ、あんしんしどけ」
トントントン
「な、なんだぁ?」
「と、とびらはあいてるはずなのに・・・」
トントントン
「な・・・なんのおとだ・・・」
「と、とだなをみろ」
「なんだ、とだなから、ち・・・血だぁ、うわ、ゆかいちめん血だらけでねぇか」
「うわぁ、にげろ、にげるしかないだ」
「ち・・・血が・・・くちからはいってくる・・・」
「ぁあわああわあああああああああああああ・・・・・」
ボンッ!
「く・・・くちから血のあわが・・・あああがああ」
ボンッ!
ボンッ!ボンッ!ボンッ!
あーぶくたった・・・
にえたった・・・
にがさないよ―。おじさんたち―。
【本怖】狂気の都市伝説【本当に怖い話】-※閲覧注意※- 見てはいけない・検索してはいけない・考えてはいけない 本怪談・怪異を読むときは自己責任でお願いします 灰色猫 @haineko_D
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。【本怖】狂気の都市伝説【本当に怖い話】-※閲覧注意※- 見てはいけない・検索してはいけない・考えてはいけない 本怪談・怪異を読むときは自己責任でお願いしますの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます