愛に狂うか、本能に狂うか

第3の性というものがある世界で、支配されたい願望と支配したい願望とを持つ少女たち。
ある種異常とも思えるそれは、第3の性によるものなのか、それとも生来持っている気質なのか、どちらなのだろう。
その欲望をまま受け止める相手が出てきたならば、どうなるか。

お互いに当然お互いしかいない。
他に該当者はいない。
なるほどたしかにこれは共依存を通り越し、狂依存なのだ。
傷付けることでしか、傷付けられることでしか、愛を語れない彼女達の。

ぜひご一読ください。

その他のおすすめレビュー

千崎 翔鶴さんの他のおすすめレビュー835