瑞々しくも大人びた感性で掬い上げられた世界。最初から五七五七七のリズムで生まれてきたのではないかと思えるくらい自然に短歌になった言葉達が、素朴にまっすぐに心に響き渡ります。
白がすきです
作品楽しく拝見させていただきました。短歌は俳句と同様に読み手を選別する。そして、二十首を並べてみて、比喩のバランスから読者はその作者の虚構の世界を(俳句は私小説のような雰囲気で読まれがち。寺山修…続きを読む
近代短歌の基本は自分の人生を切り取ること。難しい言葉で「生の一回性」と言われます。本作に並ぶ短歌は瑞々しい感性で日常を切り取っています。しかし、読み進めていくと、どこかに後悔があります。生き…続きを読む
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