第4話 最後に……

 ここまで、私がずっと疑問に思っていることを書いてきました。私は子供の頃、歴史の授業で「縄文時代」「弥生時代」といったあたりの歴史が好きでした。子供ながら人らしく生きていると思ったからです。ですが、それからの歴史は好きになる事は出来ませんでした。歴史が進むにつれて、「支配する人」「支配される人」が出てくるようになり、「貨幣」ができたことで貧富の差が生まれたり……。私にはそのことが生理的に受け付けることができませんでした。おそらく私の考えは今の世の中に沿っていないと思います。それ故に、私はこの考えが邪道なもので、「私は人間じゃないのかな?」とも考えた時期もあります。そして、私のこの考えは大半の人には理解できないということも同時に理解しています。

 今回、あるきっかけでマルクスやフーコーを知ることができてとても嬉しく感じました。自分の考えが必ずしも間違っているわけではないということが少し分かったからです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

現代社会の疑問について 華ノ月 @hananotuki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ