月乃藍那は殺人鬼 第三話首吊りの死神②
俺と藍那さんは店を後にした
「晴夏君何で来たの?」
藍那さんは俺が来たことに疑問を持っていた
「沙耶さんからお願いされたんです 付いてあげてと」
俺は沙耶さんのお願いを藍那さんに話した・・・・
「チッあの変態店主・・・・・余計な事を・・・・・
晴夏君店長から言われたからって・・・・ま~良いや
私の邪魔したら許さないからね!」
藍那さんは俺に邪魔しない様に忠告をしてきた
「わ・・・分かりました邪魔はしませんけど危険なことをしたら俺は止めます貴方に死なれたら困りますので」
俺は藍那さんに死なれたら困ることを話した
「ふふっ 晴夏君らしいね良いよもし私が暴走したら止めてね」
藍那さんは俺に笑いなが暴走したら止めるように言ってきた
「分かりました全力で止めます」
俺は全力で止めることを約束した
「さて・・・晴夏君私は今から行くところがあるんだけど・・・どう?一緒に来る?」
「もちろん行きます」
俺は藍那さんに付いていくことにした
「所でどこに向かうんです?」
「それは内緒と言うか事件があった場所だねそこで何があったか調べるんだ」
「確か事件があった場所って港近くの廃工場でしたっけ?」
「そうだね」
藍那さんと俺は港近くの廃工場にむかった・・・・
「ここが・・・事件があった場所」
港近くの廃工場に着いた俺たち・・・何だか不気味な感じがした・・・・
「本当に・・・ここなんですか?」
「そうだよここが首吊りの死神が事件にしてた場所だよ」
「何だか不気味ですね・・・・」
「何?今更怖気ついちゃった?良いよ今から引き返しても?」
「そ・・・そんなことは・・」
「そう・・・じゃ行くよ」
「はい」
俺と藍那さんは廃工場に足を踏み入れた・・・・
「中は意外と暗いですね・・・」
「確かにそうね・・けど死体とかは無いね・・・残念・・・」
「え・・・死体??」
「ん?死体だけど?」
「死体ですか・・・・・」
藍那さんは死体が無いことを残念がってた
「流石に片付けられてるか・・・もし警察より早かったら死体があったかもなぁ~本当に残念・・・・」
「警察・・・・って事はここ立ち入り禁止じゃないんですか?」
「晴夏君って心配性なのねそれなら大丈夫警察はもう撤収した後だから」
「撤収って・・・・じゃぁ・・・・警察はもうこの事件追わないって事ですか?」
「そんなことないよ~追ってる奴は居るけど~」
「じゃぁその人たちにお願いすれば・・・・」
藍那さんは嫌な顔をしていた・・・
「私そいつら嫌いなんだよね~てか・・・会いたくない絶対に嫌だ何があってもあいつらに頼むのだけは嫌だ・・」
「そんなに嫌なんですか?」
頑なに嫌がる藍那さんは初めてだ・・・・
「嫌に決まってる・・そっか・・・晴夏君知らないのか私がここまで嫌ってる理由」
「そうですね何で嫌うのか」
俺は尋ねた何でその人たちが嫌いか
「あいつらと言うか奴らは警察の中でも最強の奴ら
殺人鬼専門の部隊殺り部隊あいつら本当に嫌い・・平気で拷問するずっとストーカーするしプライベイトとかずっと見張ってるし本当どうなってるの??意味が分からない」
「そんなに凄い人たちなんですね」
「すごいどころじゃないよ・・晴夏君もしそいつらに会ったら無視して良いから」
「わ・・・分かりました・・」
殺り部隊藍那さんが嫌う部隊・・・・一体どんな部隊なのか?
「それはそうと・・・晴夏君少し逃げる準備しときな~」
「え?逃げる準備ですか?」
「居るんでしょ?隠れないで出てきなよ?バレて無いとでも思ってる?」
「藍那さん一体誰に?」
ココには俺と藍那さんしかいないはず他に誰かいるの不思議に思った・・・・
「隠れんのが下手すぎるよ?殺気駄々洩れもう少し尾行の練習でもしたら?」
「・・・・こ・・・ろ・・・す・・」
何処からか声が聞こえた・・・
「今のって?」
「私の読み通りかな?まぁ~冗談は置いといて私たちを追ってきたのは差し詰めあんたの依頼主からかな?」
「マ・・・ス・・・ター・・・め・・・い・・・れ・・・い・・・」
暗闇の奥から仮面を被った少女が現れた・・・
「藍那さんもしかしてこいつが・・・・」
「そうだねこいつが首吊りの死神だね・・・さてどうしようか逃げるか戦うか?晴夏君どっちにする?」
「そ・・それは・・・逃げるに決まってるでしょ」
「オッケ~じゃ~逃げるか」
俺と藍那さんはこの場から逃げようとした
「・・・・・・・に・・・・・が・・・・さ・・・な・・・い・・・・」
仮面を被った少女の体から紐が出て来た・・
「わぁっ」
「晴夏君・・・」
俺の足に紐が絡みついていた・・
「嘘だろ足に紐が絡みついて解けないこれじゃ逃げれない・・」
「晴夏君怪我とか無い?」
「一応大丈夫です」
「流石に見逃してはくれないか~・・・・なら戦うしか無いね」
「そうですね・・・・それと藍那さん戦うなら・・・」
「大丈夫任せなって」
「・・・・は・・・・な・・・・し・・・・お・・・わ・・・っ・・・・た?」
仮面を被った少女は待ちくたびれてた
「ん~話終わったよ~じゃっ始めようか」
「マ・・・・ス・・・・ター・・・・め・・・い・・・れ・・・い・・・こ・・・ろ・・す・・・か・・・な・・ら・・・ず・・・」
「そんなに殺したかったら殺してみ~ま~君には無理だけど~ww」
首吊りの死神相手に煽り散らかす藍那さん・・・・
「・・・き・・・え・・ろ・・・・」
死神の体から紐が藍那さん目掛けて飛んできた
「チッいきなりかよって危ないな~も~私じゃなかったら避けきれなかったよ?」
「ま・・・だ・・・じょ・・・の・・・く・・・ち・・・」
「そう?」
又死神の体から紐が出て来た
「紐がまっすぐでたすかる~」
「・・・・・・・・・・・」
「アレアレ?急に喋んなくなったね負けちゃうから喋れなくなったのかな?」
「・・・・・・」
「このまんま行かせてもらうね~」
何故か死神は喋らなくなったどうしてだ?俺は不思議に思った紐はただまっすぐ伸びるだけか?嫌他に何かあるはず・・・・
「・・・・あっ・・・藍那さん後ろ」
「後ろっておっと危ない」
「・・・・チッ・・・」
「なるほどねありがとう晴夏君」
「紐が一直線だったのは私を油断させるための陽動だね!そうと分かればこっちのものだ」
紐はただ伸びるだけだは無かった・・・俺の読みは正しかった
「アハハハハ楽しいね~そんな紐何も意味もないのに私に攻撃が当たるとでも??」
「・・・・バ・・・カ・・・な・・・の??」
「はぁ?私がバカ?」
「そ・・・・う・・・・バ・・・・カ・・・・・・わ・・た・・し・・・ば・・か
・・り・・・み・・て・・・る・・と・・・あ・・・し・・・も・・と
・・す・・く・・・わ・・・れ・・・る・・・よ」
「足元って・・・・え??ってうわぁぁぁぁぁぁぁ又だよ
もうヤダぁ紐とか達悪い相性最悪これで2回目だよ
私あと何回引っ掛かればいいのしかも又逆さだし」
「ほ・・・ん・・と・・・バ・・・カ・・・・・」
「ハイハイそうだね本当にバカだよ・・・で?私をこれからどうするの?」
「あ・・・・な・・・・た・・・・は・・・・さ・・・い・・・ご・・・・・
ま・・・ず・・・・は・・・・こ・・・っ・・・ち」
「え?お・・・俺?」
どうしよう逃げ場がない・・・・・このままじゃぁ又・・・・
「そ・・・・れ・・・じゃぁ・・・・ね・・・・」
「・・・・・・・・・晴夏君に触るな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あ・・・・・・藍那さん」
空気が重い・・・・・今の一瞬で空気が変わった・・・・・・
「な・・・・・な・・・に・・・こ・・・の・・・・さ・・・っ・・・き・・」
「晴夏君・・・・・・晴夏君・・・・・晴夏君・・・・晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君晴夏君・・・・・お前は許さない・・・・・・殺す・・・・殺す・・・殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
「あ・・・・藍那さん・・・・」
急に人格が変わったように思えた・・・・
「アハハハハハハハハハハハ・・・・・首吊り~お前は必ず仕留める・・・・」
「・・・さ・・・き・・・に・・・そ・・・っ・・・ち・・・か・・・ら・・・・し・・・と・・め・・・て・・・あ・・・げ・・・・る・・・・」
「お前は私には勝てない・・・・・」
この空気は非常にまずい気がした・・・
「アハハハハハアハ」
「ちょ・・・こ・・・ま・・か・・・に・・・げ・・・る・・・な・・・」
「別に逃げて無いよ・・後君言ってたよね足元には気を付けようねって?」
「・・・・そ・・・れ・・・・が・・・」
「だからお返しね」
「・・・だ・・・・か・・・ら・・・・わ・・た・・・し・・に・・は・・・き・・・か・・・な・・・い・・・?・・・・・・・・・え・・・・?・・・・・血・・・・・・・
」
「だから言ってるでしょう貴方は私には勝てない・・・まぁ~致命傷は避けたらしいけど」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あれ?喋らなくなったね???」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・苦しみをあ・・・・た・・・・え・・・る・・・
こ・・・・こ・・・か・・・ら・・・・ぜ・・ん・・・りょ・・・く・・・で・・・・」
「そう来なくっちゃ」
一体どうなってるのか分からなくなってしまった
藍那さんがたのしそうにしている・・・・
「なかなかやるようね」
「:・・・・さ・・・・い・・・・ご・・・に・・・す・・・る」
「来てみな」
これじゃ相打ちで終わるんじゃ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そこまで・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・おっと・・・・」
突然天井から刀を持った少女が飛び込んできた
「いきなり出てくるとは・・・・貴方一体?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・首吊り帰るよ・・・・命令だよ・・・・・・
「・・・・・め・・・・・・・・・い・・・・・れ・・・・い・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうボスの命令・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・マ・・・・ス・・・・・ター・・・・の・・・め・・・・い・・・れ・・・い・・・で・・・・も・・・・あ・・・な・・・た・・に・・・は・・・・か・・ん・・け・・・い・・・な・・・い」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボスの命令に逆らうの?:::::::::
「・・・・・・・そ・・・・・こ・・・・の・・・お・・・・ん・・・な・・・・こ・・・ろ・・・す・・・・か・・・な・・・ら・・・ず・・・じゃ・・・ま・・・す・・・・る・・・・な」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・命令に逆らうって言うのねなら組織の掟に従い処刑する・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・うぅ・・・・・・・血・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
処刑終了
一体あの子は・・・・・・・・何者なんだ?
「君強そうだねどう私とやりあわない?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・弱そう・・・・・・・でも今日はこいつの回収だけ
又時がきたらその時は・・・・それじゃ頑張ってね・・・・・
「あ~あ行っちゃった・・・所で・・・晴夏君大丈夫??・怪我はない?」
藍那さんは俺を心配していた
「大丈夫ですそれより藍那さんこそ」
「私の心配?大丈夫ありがとう・・・何だか疲れ・・・た・・・・」
「あ・・・藍那さん・・・って疲れて寝てるだけか・・・・・お疲れさまです・・・・・」
こうして首吊りの死神の件は終わったのか?そして天井から現れた少女一体何者なんだ??未だに謎が深まるばかり・・・又遠のいたのかそれとも近づいてきたのか・・・・
この物語は序章に過ぎないのか?
9月になりました早いなぁ~.....10月はアサシンクリードの新作
やりたいのでお休みです何卒(/・ω・)/よろしくです
「カクヨムだけ
月乃藍那は殺人鬼 メグね音 @meguneoto
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。月乃藍那は殺人鬼の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます