小学5年生の碧は、引っ込み思案な男の子。電車通学の帰り道、気づくといつの間にか、異世界に飛ばされていた。なにもわからずピンチに巻き込まれた時、助けてくれたのは赤髪の少年で……。どこにでもありそうな日常から、異世界へ迷い込む展開が、スムーズで魅力的でした。主人公の碧と、彼が出会った赤髪の少年ツバキ。どちらもある悩みを抱えているのですが、初対面の二人が出会ったことをきっかけに、気持ちがどう変化していくのかも注目です。これからの二人の成長を見守っていきたいと思えるプロローグでした。
こんな異世界転移を待ってた!!2話までのワクワクと興奮でレビュー書かせていただきますが、すみません、お許しください!いつものように電車に乗っていた主人公。じわじわと変化する辺りの空気に違和感を覚えながらも、あれよあれよという間に異世界転移。その転移があまりに自然で、それでいて冒険心を擽られます。プロットも、読んでてとてもわくわくさせられます。あえてここでは言及しませんが、ネタバレ大丈夫な方は読んでほしい。ねぇみんな、読みたいでしょ?こういう児童書!ぜひ、ぜひ長編で読みたい!