おまけ3〜キャラ語り2と総括〜
こんにちはこんばんは!
今回は若干キャラ数多めなのでざっくり語りと総括を。
・サルガス
シャウラの皇太子。
元々は自国で問題になっていた魔人病解決のためにアルデバランにやってきましたが、リゲルやアリアの協力を得て気兼ねなくアルデバランで過ごせるようになった人。
エピローグの段階では魔人病も沈静化していて、リゲルをシャウラに招待出来るくらいに国家間の関係改善もしています。
シリウスや王位継承権返上後のリゲルとは膝を突き合わせるくらいの仲なので、エピローグ後にシャウラで再会した時には三人で思い出話を肴に飲み交わしてるんじゃないかなと。
キャラデザは楽しくなるよう色々入れました。後ろのしっぽとか私服のひらひらとか。あまり描いてはいないけれど!
・バスク
サルガスの元従者。
リゲル誘拐事件の後は出番なくなりましたが、バスクはバスクで国の事を考えて動いていたのもあり、懲罰期間を模範的にこなし終えてから政務の下働きから再スタートしてます。
その後の設定はあるものの、シリウスがバスクに興味をあまり持ってなかったから出せなくて……(苦笑)
・スピカ
リゲルの婚約者。考え方は理系寄り。
元々はベテルを蹴落としてリゲルを王位につけたかった一部貴族から婚約者として出された娘。
引き合わされる時リゲルがダメダメだったらメンタルボコボコにやってしまおうとか考えてましたがそんな事はなく。
その後リゲルにその気がないのを察して手のひら返し、ベテルの王位継承に協力します。
多角的に物事をみる性格なので判断材料を得るためならリゲルだって容赦なく使うよ!(笑)
リゲルとは違う意味で脳筋な考え方してます。あとリゲルがベテル以外で素になれる相手がこの娘です。お互いにいい関係。
・レオニス伯爵とアルカイド
エルナトの後見人兼家族。
カイトスの姿で日雇い労働している時に「こんな子どもがこんな仕事してるなんて!」となって引き取ったのが最初。
「期待に答えられなかったら追い出されるかも……」と思って、エルナトは必死に日々をこなしていたので、彼らから見るとすごい出来る子どもでした。
二人とも温和な性格なのでエルナト含め使用人からも信頼されており、エルナトがリゲルの従者に決まった時は自分の事のように喜んでくれたりとかして
THE 良い人。
な二人です。エルナトからみても彼らは大切な家族。
・ギエナ
エルナトがいた集落のエリートなヴァンパイア。
力がない奴は役立たず! の精神でエルナトを見下してたので、エルナトはギエナがすごくすごく苦手です。トラウマ。
血を使った子づくりのくだり、実はギリギリまでエルナトに飲ますかどうか悩んでたんですけど、頭の中で動かした時に「役立たずに任せられるか自分が飲む」みたいな流れになったのでそのままにしました。
話は拗れますがギエナを妊娠させてみたかった気もちょっとだけあります。
それやったらシリウスにキレられそうだけど。
・ベテル
アルデバランの王様でアリアの婚約者でリゲルの兄。何でも出来るハイスペックな人。
基本性格は柔和ですが国を脅かす存在には容赦ないです。考え方は柔らかくてアリアの出自や目的もあっさり受け入れて協力してました。
国の害にならなければ魔族だろうと何だろうと好きにしていいよ〜の精神で統治してます。
・ロキオン
エピローグでいきなり現れたシリウスとエルナトの子ども。素直な良い子で両親ともに大好きです。
さらっと出して細かい説明をしていないので気になる点は色々あると思います。出自についての設定は考えていて、書いてみたいなぁって話も実はあったりします。
ただ、この話は「シリウスが生き残って幸せになる」が一番の目的なので。エルナトがいてロキオンがいて幸せな生活を送っているんだ、という事を伝えるための存在だと思って頂ければ……!
・総括
実験的な試みしながら書いた小説なので最初はすごく四苦八苦してました。慣れてきてからはキャラの動きが判ってきたのかははっきり言えませんが、執筆もさくさく進んで楽しかったです。
エピローグの話、実をいうと途中まで全く考えてなかったんです。あの終わり方にしようって決めたのはシリウスとエルナトが婚約した辺りの話を書いてる時。
ハッピーエンドにするのだけは決めてて、途中までは結婚式をエピローグにするつもりだったんですよ。でも色々考えて、結婚後の話がいいかなぁってなって、あの内容になりました。この辺りはキャラを自由に動かしながら書いてた影響だと思うんですけどね。結果的にいい締め方を出来たかなぁと自画自賛してます(笑)
ただ最終の54話からエピローグの間が一気に時間が飛んでいるので「⁉」となった方もいらっしゃるかもしれません。
一応その間にも色々出来事があって、何があったかはざっくり決めてはいるんですけど、あくまでこれは「アリアが主軸の物語」なので……その手を離れたセカイを書きすぎるのもなぁ、と思って最低限に留めました。
短編の外伝的な話で書いても良いかな? とも思ってはいるんですけど……これは完全な蛇足というか自己満足の話なので(苦笑)
現在本編を本にするための作業真っ最中なので、それが終わったら短編集っていう形で書いて自己満足本にしちゃおうかしらと目論んでおります。内容的に一部NSFWになりそうなので、カクヨムにアップするかは書いてみてからになりますが……まずは本編の製本作業終わらせないとね!
さてそろそろ締めに入りますね。
長々と書いてきましたが、補足含めシリウスの話はここで終わりとなります。最後まで読んで頂いた皆様、ここまでお付き合い頂いて本当に有難うございました。
またいつかお目にかかる事があれば嬉しいです!
それではまた!
彼方よりきたりて 伊南 @inan-hawk
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます