ある当て馬の読んだ恋の歌

無月兄

ある当て馬の読んだ恋の歌

ずっと前 から好きだった 幼なじみ その横にいる あいつはだあれ


地味っ子と 言われた君の 可愛さに 気づいたやつが 他にもいたよ


君想い 視線を向ける から気づく 君が視線を 向けてる彼に


ポッと出が 急に距離を つめてくる 離れろそこは 俺の位置だぞ


君の隣 いるのは俺の はずなのに 最近それが 変わってきている


アイツより 君のことなら 知っている だけど知らない 恋するその顔





すれ違い 君とアイツが 大ゲンカ これはチャンス なのにモヤモヤ


相談に のってたはずが 本音出る アイツじゃなくて 俺にしろよと


好きだよと 何度も心で 思ったが 初めて声に 出して伝える


君震え 躊躇いがちに 口開く わかっているよ ごめんなさいだろ





フラれても 俺は泣いたり しないから お願い君も 泣かないでくれ


濡れた頬拭う役目は今日までだこれから先はアイツの役目


自信なき 背中を押すよ 君がため 自分の気持ちに 素直になれよ


好きだって 伝えるために 走り出す 俺の手離れ

アイツの元へ


実らずに 終わり迎えた この想い も少し早く 伝えていれば





想い人 結ばれ笑う 姿見て 俺も嬉しと 涙こらえる


もうなんとも 思ってねーよと 強がって 隠れて肩を 落としけるかな


吹っ切れた 口ではそうと 言いながら 未だ居座る 癒えない痛み





心から 君を祝福 するために この気持ちにも ケジメつけよう


時流れ 白きドレスを 着る君に いよいよ言うよ

祝いの言葉

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ある当て馬の読んだ恋の歌 無月兄 @tukuyomimutuki

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