第46話 情報収集第六PHASE 決着――エピローグ
「ほんまに……奇跡を起こすとは……」
サルビアホテルに設置された診察室で沢山のモニターに映った情報を見ながら三依が言った。
ボサボサになった髪の毛を手でゴシゴシとさせる姿からはいつも感じられる気品さは見られない。
生きたいのか死にたいのか……目を離すとすぐに三途の川に飛び込んで泳ごうとする少年に朝方まだ付き合わされたのだから仕方がない。
当の本人はまだ目覚めておらず眠っているだけだが、医者はただ見ているだけと言うわけにかいかないのだ。雇った医者では万が一の場合後悔すると思ったサルビアホテルの支配人は自ら医療の最前線で戦い抜いた。
「いい加減教えてくれへん」
椅子をクルっと回転させて診察で一緒にデータを見る唯に質問する。
「刹那はんに【文字】を教えた理由」
部屋の片隅で待機していた女が興味の眼差しを向け二人がいる場所へとやって来る。
スーツ姿のショートヘアの女が口を開く。
「私も気になります。先日は確か刹那様には魔法の才能がなかった、だから……仕方なくと言われておりましたが本当にそれだけの理由だったのですか?」
その言葉にちょっと悩んでから二人を見る唯。
「知りたいの?」
その言葉に頷く二人。
思い悩む唯。
相当な理由があるのだろうか、と息を飲み込む二人の期待を一刀両断の如く断ち切る言葉を唯が放つ。
「……す……好きになったから」
「「……はぁ?」」
思わず出てきた二人の言葉に顔を赤くして、モジモジとその場で髪の毛をクルクルと触っては離してを繰り返す恋する乙女の顔になった唯は恥ずかしそうに告げる。
「私と一緒で絶望に満ちた顔の刹那をある日見つけたの。そこで刹那の過去を聞いた私は相当なショックを受けたって知った。でも刹那は私と違ってこの世界で生きる為に一生懸命に前を向こうと日々頑張っていた。そんな姿にいつしか憧れて……気づいたら片想いしてた……から、その……既成事実作れば……結婚できるかな? なんて……思ったからかな~えへへ♪ まぁ私は刹那の一番になれればそれだけでいいんだけどね。別に二人三人目の人を見つけて来ても私が一番だったら気にしないぐらい寛大な女の子だし、もう昔の和田家はないし……その仕来り壊してもいいかなって……だってそう思うくらい大好きなんだもん!」
真実を語ってくれた唯の顔があまりにも幸せそうで、今まで厳格な決まりがあったはずのオリジナル魔法継承について事によっては言及をしなければと今後の和田家復興を願い考えていた三依だったが次期当主が後悔していないのなら何も言わないと少し呆れ顔を見せる。
だけどさよは違った。
「唯様?」
「なに?」
さよはあの日意識が飛んでいく刹那を助ける為、氷の彫刻となった野田家当主を撃ち砕いた落雷を思い出しながら質問をする。
「あの日魔法が使えた理由を聞いても?」
これは予想外と驚く唯。
「えっ?」
少し間が空いて。
「わかんないわ。あの時は気づいたら使ってた。……今でも上手く使えない魔法もあるのは事実なのよ……一体どうなってるのかしら私の身体……」
どこか残念そうに落ち込む唯にさよと三依の目が合う。
精神医療の知識を持つ三依と姉の手伝いを通して多少の知識があるさよはクスッと笑う。
もしかしたら過去のトラウマを凌駕する出来事があの時起こったのかもしれない。
今のさよにはなんとなくだが――今まで以上に唯の気持ちがわかる気がした。
自分も女として心の傷を負ってしまったから。
おとぎ話のように主人公と結ばれて即完治みたいな夢物語は残念ながら起きないが、時間をかけて心の傷を癒すきっかけを偽の恋人に確かに貰った。
なぜなら彼もまた過去に深い傷を負いそこから這い上がって目の前で英雄になったのだから。
彼にできて自分に出来ない訳がないのだ。
なぜなら同じ弱い人間なのだから。
彼のことを考えると胸の奥が高鳴るのはまだ偽の恋人演技は続いていると脳が勘違いしているからだろうか。
もし違うのなら責任を取ってもらわなければならない、今までは絶対に考えることがなかったことをこうして仕事中に考えてしまう自分が今はいるのだ。
好きな人に影響を受けることは恋愛心理学の中では良く聞く話でもある。
そう考えると目の前にいる唯もまたそれに当てはまるのかもしれない。
だけど今は――きっと彼の中では彼女がヒロインで自分がサブヒロインな気がする。
だから気が利くサブヒロインとして今は一歩退いて療養に努めながらチャンスを待とうではないか。
「お姉様。そろそろ麻酔が切れて眠りから覚めるころではないでしょうか?」
壁に表示されたデジタル時計を見て三依が頷く。
「そうやね。唯はんの将来の殿方がもうすぐ目覚めるで、行ってあげんでええん?」
冗談半分でからかう三依に唯が勢いよく立ち上がって叫ぶ。
「ばか! ばか! ばか! と、と、と、殿方って……ま、まだ決まったわけじゃないもん!」
フグのように頬を膨らませてはからかわれたと正しく理解しているからこそリンゴのように頬っぺたを真っ赤にした唯が反論する。
だけど本人の意思とは関係なく頬がどうしても緩んでしまうのは内心やっぱり嬉しいからだ。
「でも、そうね。まぁ目覚めた時一人じゃ可哀想だし師匠である私が隣にいてあげないとよね。それにいい加減私が一番になっても良いと思うし……」
そんな言い訳をしながら刹那がいる病室に足を向けた唯の背中は今まで一人でため込んでいた何かがどこか吹っ切れたように軽く見える。
両親を失ってから見ることがなかった無邪気な横顔に三依とさよは心の中で一安心する。
――。
――――コンコン。
扉をノックする音がとある病室内に響く。
その音を扉の前で聞いた唯は緊張してソワソワした。
もし迷惑だったらどうしよう……とすぐに返事が返ってこないので不安になってしまう。
もしかしたらまだベッドの中で寝てるのかもしれない。
膝上までのスカートの裾で手汗を拭いて、急いで手鏡で普段しないハーフアップにした髪型が変じゃないかを確認する。ついでに化粧がバッチリなのも。
異性のお見舞いとはこんなにも緊張する物なのかと思わずにはいられない。
でも頑張った相手に対していつも通りラフな格好と言うのも失礼な気がすると寝不足の中悩みに悩んだ結果がこれだ。
扉の外で慌ただしい唯に向かって中から「は~い、どうぞ」と声が聞こえて、恐る恐る扉をゆっくりと開ける。
「…………ん?」
大きなベッドの上で上半身だけを起こした刹那の反応に心臓がドキッとする。
冷静に考えれば人が入って来たのだ。そっちを見るのが普通なだけでなにも変なことはない。
――あの~前世の彼女なんですが、この世界には多分いませんよね? ……あはは。
その人の特徴は? 旅ついでに探してあげる。それで貴方の心が助かるなら、私と違って生きる希望になるなら。真実を知りたいって気持ちが本当ならね。
――ありがとうございます。
――小柄でよくハーフアップで髪を結んでいます。
――後は膝上までのスカートを履いて綺麗な素足を出していますかね。
――薄化粧で目は小さくて丸い小動物のように可愛い子です。
――ってもこれ全部俺の好みですけど……あはは、未練残ってますね……情けない。
たまたま出会った時に聞いたことを覚えていたので意識してみたオシャレ。
正直振り向いて欲しいと言う気持ちが心の奥底ではあるけど……。
だって……だって……麻美って……寝言で何度も言っているの聞いたから……。
本当は自分以外が一番だなんて嫌だ!
でも好きな人がもう一度だけ会いたいなんて寝言で言ってるの聞いたら……少しでも叶えてあげたいから……ものすごく無理した。
心の中をナイフで抉られたような痛みが襲う。
それでも好きだから……今度は自分が力になりたいと思ったから頑張るって決めた。
だけど何かを思い出したような眼差しをする少年の心が自分から離れていくの感じた。
「…………。。。」
唯は思わず下を向いて、下唇を嚙み締めてしまう。
視界の先に見える黒のハイヒールは普段履きなれていない物。
見るからに新品そのものだ。
ちょっと胸元が緩く生地が薄い白服を選んで黒のスカートというオシャレをしたのは麻美の好きなファッションだと聞いたからだ。
「どうかな? 久しぶりにオシャレして見たんだけど似合うかな?」
顔を上げて無理して作った笑みで聞いてみる。
「はい。とても似合っています唯さん」
その言葉は望んだ言葉だった。
なのに胸が張り裂けそうになる。
その言葉はお世辞。
仮に本当だとしても麻美と言う元彼女に対しての言葉だとわかったから。
どの道本音で自分に向けられた言葉じゃないと声のトーンから察してしまったから。
「俺……麻美に会いました。さっき……偶然ですかね――」
病人はどこか辛そうな声でゆっくりと言う。
「――今の唯さんと全く同じ格好をしていました」
その言葉に声を失う唯。
これでは嫌がらせにしかなっていないではないか……。
馬鹿みたいだと……自分で自分を殴りたくなった。
もう死んでもいいや……嫌われたのなら一層それもありかと思ってしまうほどに酷く傷付いた。
「――麻美は死ぬほど何度も繰り返し俺に謝ってきました。そして俺を追いかけて死んだと告げました。死んでも償いきれないことをしたと涙を流し相談する余裕もないぐらい当時は追い詰められていた、と」
過去を懐かしむような声が唯の脳内にハッキリと入ってくる。
聞きたくないよ……私以外の恋人の話なんて……。
でも唯は「うん……それで?」と話を聞くことにする。
必死に堪える涙はいつ零れても可笑しくはない。
「それが真実かなんて俺にはもう知る術がありません。だって夢でしたから」
「そうかもしれないわね……」
「でも夢の中の麻美は本物でした」
「どうして……そう思うのかしら?」
「俺の心がそうだ! って思ったからです」
その魔法は奇跡と呼べる現象すら引き起こすことが可能であり言い換えるなら現実世界に直接干渉すらできる。だから悪い奴らに知られても使われてもいけない魔法でもあった。
例えるなら死んだ人間に会いたいと願えば世界の理を無視して生き返らせることがだってできる……と思う。
だけど本当にそんなことをすれば世界の秩序に影響を及ぼすことになる。
ならば世界に影響を及ぼさない程度なら、命を賭けて頑張った少年にご褒美があってもいいと思った。
「それと赤いペンダントよく似合ってます」
「うん、ありがとう」
勇気を出して聞いてみる。
心臓が張り裂けそうな気持は一体……。
「それで麻美さんとは仲直りできた?」
「はい。いつまで怒っていてもお互いに救われませんから」
「復縁は?」
「麻美はもう俺が生きていた世界にも生きている世界にもいませんから」
「そうだよね……。もし復縁が叶うならしたい……?」
瞬間、少年の目が大きく見開れた。
ついに我慢出来なくなった涙が零れ始める。
最初はぽたぽたと大きな一粒が出ては落ちてだったが次第に量が増えていく。
やっぱり私はどんなに頑張っても二番手がいいところ。
初めて好きになった人が悪かった。
人生で一回しかない果実のように甘酸っぱく一緒にいるだけで心が満たされる幸せな毎日はどうやら終わりを告げたようだ……。
悔しい……会ったこともない女の子に負けたのは……。
でも仕方がないこと。
握った拳に力が入って震える。
「いいよ……本当に願うなら……私が……叶えてあげるよ?」
涙混じりの声ではあったが最後まで言えた。
いつもならスラスラと出てくるであろう単語がこんなにも喉で引っかかって出ようとしない理由は……初恋。
例え世の中の秩序を壊すことになっても……。
気づけば恋を超えて愛になっていた感情は理性を麻痺させ諦めきれない恋に僅かな希望を見据えて現実に精一杯抗う。
「その必要はありません」
だけど少年はそれをなんの迷いもなくいらないと言った。
「えっ?」
唯には訳がわからない。だって自分の好きな人と復縁。つまりまた一緒にいられる。もっと言えば生き返ることを意味しているのだ。それを一秒も迷うことなく切り捨てられるってことは未練があったらできないこと。
でも目の前の少年は何度も麻美って寝言で言うほど未練が残っているはず
「……あれ? もしかして未練あってお願いしたほうが良かった感じですか?」
クスッと笑って、刹那は。
「実は夢の中で、この世界に来たばかりで一番辛い時期に支えてくれた優しい女性の話を麻美としました。そしたら……恥ずかしいことに『それ、その人に失礼だよ。だから私たちちゃんと別れよう。今までありがとう、そして酷いこと、嘘ついたこと、なにより正直に話せなかった弱い私のせいで刹那の命を奪って本当にごめんなさい。私はあの世で愛する人を傷つけた罪を受けながら刹那の幸せを願う。だから最後に言わせて。刹那と会えて本当に良かった。私の人生で一番幸せな時間を与えてくれてありがとう、バイバイ』って」
「そっかぁ……変なこと聞いてごめんなさい」
「謝る必要はありません。だって――」
「だって?」
「こんなにも心惹かれる魅力的な女性が目の前にいてその人を好きになって良くなったんです。この世界に来ていつも笑顔が素敵で優しい唯さんのことを徐々に好きになって……でもモヤモヤした状態で失恋したってことで変に麻美への未練もあったんです。だから今まで黙っていました。それを口にすると二人の女性に大変失礼だと思ったし、俺自信なくて振られて疎遠になっちゃうんじゃないかって臆病になっていました。でも麻美への未練がなくなって、俺が誇れる俺になったことで今ならちょっと恐いですけど勇気を持って口に出して言えます。唯さんのことが一番好きです」
はぇえええええええええええええええええええええ!?
ダムが崩壊し洪水警報が必要なぐらいに流れていた涙がピタッと止まった。
全身が熱く、燃えるぐらいに熱い。
手汗がヤバくて握った拳を慌てて開く。
顔だけでなく耳まで真っ赤になったと鏡を見なくてもわかる。
胸が痛い。
心臓がビックリし過ぎて止まりそう。
脳がフリーズして止まりそう。
私がいちばんんんんんんん!??????
うそおおおおおおおおおおお!!!!!!
約二年半の片想いが本当に遂に報われたの、私!?
おおおおおおちつけ、わたし……ッ!!!
全然嬉しくなんか……嬉しすぎて……見栄すら張れない……ああああああ!!!!
世界の時間が止まったように二人だけの病室は静寂に包まれた。
さっきとは別の意味でもう幸せ過ぎてこのまま死んでも悔いのない人生と言いきれるぐらいの大逆転劇に言葉を完全に失った。
「あ、あの……すみません。急にこんなことを言われても迷惑ですし、唯さんほど女性ならもっと俺より地位があって優秀な――」
正常にさっきの言葉を処理した脳は困り顔の刹那を無視してGOOOOOOOO!!! と身体に指示を出した。
「せつなぁ~私も大好きだよーーーー!!!」
大きく両手を広げ、ようやく伝えることができた思いと共に抱きつく。
「ゆ、唯さん!?」
「うぅ~ん、幸せ。ほら刹那もぎゅってして~」
たくましい男性の腕が身体に巻き付く。
幸せホルモンが脳内で過剰に分泌するのはそれだけ脳が喜んでいるからであろう。
好きな人にこんなにも堂々と甘えられるこの素晴らしい気持ちは一体なんだと言うのか!
さよとの偽恋人の件や麻美の件に強い嫉妬を抱いていただけにその分の喜びは果てしなく大きい。
その場の勢いで柔らかくて弾力のある唇を刹那の唇に重ねてこの際思う存分甘える。
すると頭を優しく撫でてくれたのだが、それがもう気持ち良くて看病のために一睡もしていない身体に睡魔を思い出させ、気づいたら意識がどんどん薄れていく。
でも好きな人の腕の中で寝てみたいって気持ちも合って唯の意識はすぐになくなった。
まるでタイミングを見計らったかのように「入るで~」と扉の方から声が聞こえてきた。
「なんや、唯はんの大きな声が聞こえたから来てみたらなんか楽しそうなことになっとるな~」
刹那は無邪気に寝顔を見せる可愛い女の子の頭を撫でている。
三依から見たその姿は大きな猫が大好きな飼い主に甘えて寝ているようにしか見えない。
「ちょいと聞きたいことがあるねん。ホンマは盗み聞きするつもりはなかったんやけどな、薬の副作用で夢は見らんはずなんやけど、本当に見たん刹那はん?」
刹那は黙り込む。
夢ってことに一応したがどうやら医者は騙せないらしい。
人は本来薬で深い眠りに入った時場合夢を見ることはない。
夢とは本来眠りが浅い時に見る物だからだ。
今回刹那に投与したのは前回とは違い、かなり強力で効果が期待できる物を投与しており、三依はそれが疑問で仕方がなかった。
三依は刹那を可能な限り完治させるため、医療魔法とは別に医薬品を使ったのだから。
故に――夢は見るはずがない、と。
「正確には夢じゃなくて魔法の夢と言えばいいんですかね」
刹那は言った。
この人の笑顔を守りたい。
どんなに後悔しても過去に戻れないなら傷付いた分以上に幸せにしたい。
そう思える自分が心の奥底でいたのは事実。
「この世にそんな奇跡が起こせる可能性がある人物は俺が知る限り一人しかいませんから」
そう言って大きな猫に視線を向ける刹那に三依はクスッと笑う。
「ちなみに刹那はんこんな事実を知っとるさかい?」
その言葉に首を傾ける刹那。
「なんですか?」
三依はどこか面白そうに告げる。
「これは勝手な我の予想もあるで。唯はん多分刹那はんの一番になりたかったんや」
「はい……?」
「それでなこの世界重婚ありやで」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
「やっぱり知らへんやっ……ぷぷっ。まぁ結婚考えへん限りは気にする必要もない知識やから唯はんが言わん限り気づかんでも仕方がないんやけどな。まぁ名が知れた魔法師同士はそれが基本ないんやけど唯はんの場合一番なら幸せみたいやしな。なら二番は今空いとるちゅうことやね?」
「ってことはもしかして……」
三依は笑いを堪えて。
「もっと早くにその気持ち伝えても失礼はなかったんやないかな~って我は思うで。それと忘れてへんやろうな?」
「なにを?」
三依は扉の前で「相変わらず見てて面白い人です」と言って笑うスーツ姿のさよを見て言う。
「あそこにおる、さよとの結婚。ちゃんと責任とってしてな、我の英雄はん♪」
「刹那様、愛しています♪」
英雄になった男は察した――漢として責任を取るしかないと……。
裏切った者共に復讐するまで俺は止まらない~後悔と絶望に愛された男は藻掻く 光影 @Mitukage
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