人は一人で生きていけるが生きることしかできないという言葉を聞いたことがあるけれど人と関わる以上避けては通れない葛藤、、価値観や導く答えが違う者同士手を伸ばしているようで突き放している言葉この語り手のように真に手を伸ばすことを皆が気付き互いを思いやることができたら自分の視野、もっと言えば手で触れられる範囲でさえこの世の全てでいいくらいに心地よいのだろうなと考えさせられた
死の淵を覗き込むくらいの落ち込みや絶望のあとに見出す希望。希望を示しながらも「自分で決めるべきだ」と、「自分で生きること」を示唆しているのが突き放した優しさにもなっていると思います。厳しくも優しい応援の詩です。
難しい文章ではあるがとても綺麗で読みやすい文章だと思った。作者の思いがひしひしと伝わってくるような、儚く、強く、でもどこか悲しげな文章であると感じました。
世の中は本質的に不平等。その苦しさがよく伝わってきました。でも、作者さんは一縷の希望が、そしてその希望が少しずつ大きくなってきているのかな、と思いました。パンドラの箱は、開けると絶望が溢れてきました。しかし、箱の底には希望が残っていたと言います。作者さんは、本当に絶望したのだと思います。だからこそ、今の希望が見えてきて、かつとても愛おしいものだと実感しているのかな、と想像しました。