フィクション日記

5/25 晴れ

やりたくないこと、苦手なことを書き出した。

これから人並みになるためにクリアしないといけない課題を書き出した。

やりたい事を書き出した。

最後にそれを人に話してみた。

今の仕事に就いたときは、今やりたい事を話してる時の顔だったと言われた。

夢を見た。

仕事が忙しい時、きつい時決まって同じ夢を見る。

1つは、新卒で営業職として働いていた時の夢。

起きて俺は、なんて今は恵まれているんだろうと安堵する。

もう1つは、営業を辞めて幼馴染と起業した時の夢。

起きて俺は幼馴染はもうこっちの世界には居ないことを思い出す。

少しの不安を抱えつつ、あいつの分まで頑張ろと決意する。

今日はどちらでもなかった。

俺は大学受験を控えた高校生。

数学以外は平均8割が取れる。数学は5割しか取れない。

俺は数学以外を10割目指すことを選んだ。

起きて俺は長所を伸ばす生き方をしてきたことを思い出した。

自分を変えるか、環境を変えるかそればかり考えてきた。

自分には何が大事で何がしたかったのか少しだけ分かった気がした。

2話目なのに早くも決断してしまった。

俺は環境を変えて自分の力で挑戦がしたいのだ。

負けるかもしれない、勝てるかもしれない。

自分を変えて少し先の未来に挑戦させてもらうことの方が勝率が高いんだろう。

でも、自分の力で挑戦したいのだ。

気がついた時には社長に電話をしていた。

「やるだけやって、その後戻って来い」

と言われた。

どれだけ決意を固めたとしてもこの先纏わりつくであろう不安が一気に溶けたような気がした。

やっぱり親父だなと思った。

そんな親父の師匠のような先輩社長にも、色々ぼかしながら核心には触れずそれとなく相談してみた。

色んな話をしていたら、ふと

「大好きな人、大事な人とは笑って会えるのが一番だよ。僕は今独立したから笑えて会えています。」

と言われた。

今日はあまりにも残しておきたい出来事があってなんのまとまりもない文章になってしまった。

決断こそしたが、これからも残しておきたい出来事はこのまま記録していこうと思う。

まぁ全部フィクションなんですけど。