でぃでくてぃぶ

崇期

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にゅーよーく ごばんがい

はんにんのおとこ

「うぉーたー・さーばー」は

「うぉーたー・さば」にかいめいし、

ゆくえをくらました。


にがしたさかなはおおきい──

そうおもわせようという

はんにんのもくろみが

すけてみえる。


しかし、


「あんらくいす・たんてい」

むかわず とくこ が


だまっているものか。



かのじょがいつももちあるいている

「あんらくいす」には

じゅうだんによるむすうのあながあいている。


それは、かのじょがはんにんにたいして

けっして「もくせいいがいのぶき」を

つかわなかったしょうこである。


あいぼうの「あんらくいす」をふりまわし、

きょうもまた

ひるむことなく、きょあくにたちむかう。



きめぜりふ


「ぶきにもなるし、きゅうけいもできる──

こんなべんりなあいてむ、ほかにあるかしら?


え?

『あんらくいす・たんてい』って、

そういうんじゃないって?


すいりしょうせつのよみすぎじゃないの、あんた」





〈つづかない〉







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でぃでくてぃぶ 崇期 @suuki-shu

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